紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

1日目<立山室堂~五色ヶ原>

2011-08-08 07:24:24 | 3・山の日記
今回の夏山は、立山室堂(一の越)を起点にして、五色ヶ原泊で往復。最終日に、立山主峰(雄山~大汝山~富士の折立)の縦走をして、大走りから下山する2コースを歩くことにした。
心配していた天気も、最初の2日間はまあまあよく、最後の日だけ、雨に降られた。

■ 1日目:立山室堂~五色ヶ原

8月3日(水)は、夜11:00池袋発、夜行バスで出発。
3列、トイレ付きのバスは、なかなか快適だった。

5:30 富山駅着。

6:45 富山駅発 → 9:15 立山室堂ステーション




途中、バスの運転手さんが、巨木や滝などあたりの説明をしてくれるので、とても楽しめた。

9:35 室堂出発(2432m)




小学校高学年や、中学生くらいの子達が立山・雄山を目ざして、大勢歩いていた。

5月にスキーで来た時に泊まった室堂山荘を見ながら歩き、途中から一の越ではなくて、室堂山の方に向かう。




5月に来た時に泊まった室堂山荘が、下の方に見える。
あたり一帯、雪の時期はもっとのっぺりした印象。雪が消えると凹凸がたくさんある。




あっちにも、こっちにもすてきな花がいっぱい。

ミヤマキンポウゲ(?)




ミヤマキンバイ




イワイチョウ




アオノツガザクラ




ウサギギク




エゾシオガマ




コバイケイソウ




ミヤマダイモンジソウ




コイワカガミ




ハクサンイチゲ




ヨツバシオガマ




ゴゼンタチバナ




ミヤマアキノキリンソウ




ミヤマリンドウ




チシマギキョウ




花がたくさん咲いているので、ついゆっくり写真を撮りながらいき、後で龍王岳で昼ご飯を食べる時に、先のことを考えて、あわてる。

10:36 展望台の手前で、浄土山の方向に行く。







チングルマとコイワカガミ




雪渓を横切る。







11:45 龍王岳(2872m) ここで昼ご飯。コースタイムを1時間もオーバーしてしまった。


湯を沸かして、インスタントラーメンなどを食べる。




12:15  あわただしく昼ご飯を食べて、出発。




その先は人も少なくなり、山奥深くに入っていく感じだった。













急いでいるので、花の写真はそこそこに撮る。

ハクサンフウロ



ミヤマシャジン




鬼ヶ岳では、二カ所雪渓を横切る。







1:20 鬼ヶ岳東面 バックは獅子岳。山頂へと続く道が見える。




トウヤクリンドウとイワツメグサ




2:30 獅子が岳山頂(2741m)




その後、ザラ峠に向かって、標高差400mのざれた道を下って行く。落石を起こしてはいけないので、ゆっくりと慎重に下る。




遠くに、その日泊まる五色ヶ原山荘が見えてくる。けど、見えてからが長かった。




あたりは、広々とした溶岩台地で、花がすごくたくさん咲いている。




コバイケイソウの群落。




でも、時間もおそくなっていたので、写真もほとんど撮らず、翌日に帰って来るときに撮ることにする。


4:40 五色ヶ原山荘着。(2482m)

4人の個室なので、ゆったりと過ごせた。




夢の五色ヶ原で、カンパイ!




くたびれていたので、7:00頃には寝てしまった。


◆ 立山登山:1日目・2日目3日目

5 コメント

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お花畑 (ターボ)
2011-08-08 08:38:14
立山は下から仰ぐだけでしたが、雄大ですね。
高山植物がきれいですね。夏の高山のいろんな花を歳時記には登山家が敬って「お花畑」と「お」を冠せたと載ってました。

  お花畑天衣のごとく雲流れ   みづ絵
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ターボさんへ (紅蓮)
2011-08-08 12:07:52
立山は雄大すぎて、距離感が狂います。
高山では、お花畑というのですか。今度使ってみよう。
ターボさんが行かれた時のように、温泉に入って、日本海の幸でいっぱいといきたかったですね・・。残念!
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違う世界 (さと)
2011-08-08 20:52:57
わぁ!
まるで5月とは全然違う世界ですね。
すごい岩の多いのに驚いています。
そしてお花畑の素晴らしいこと♪たくさん咲いてるのね。
歩くとなると大変です。
私は雪のある時期しか知らないけれど雄大で魅力あふれる山ですね。
来年も5月行こうね(笑)
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さとさんへ (紅蓮)
2011-08-08 21:22:05
ほんとに、スキーをはいていると、どこも近い感じがしますね。
世界がまったく違いました。
でも、立山は、雪のある時も、ない時も、ダイナミックで、すごく魅力的なところです。
来年も絶対に5月に行きましょう!
夏、景色がそこそこ見えても、道に迷ってしまうのだから、あの雪の時期には、GPSがないと天候によっては、かなり迷いそうなところですね。
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ミヤマキンパイ (久我山散人)
2011-08-15 21:37:15
ミヤマキンパイ
 ではなくて
  ミヤマキンバイ
   なのでは?

キンパイは、金杯みたいだけど
 キンバイは、金梅・・・
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