紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

山形の結婚式

2008-12-22 12:27:09 | 18・家族のことなど
山形県でも、息子達が住んでいるのは、さくらんぼ東根。
新幹線で行くと、山形駅を通り越し、さらに十分ちょっと先に駅がある。
新幹線なのに、線路は在来線で、しかも単線である。東京からは、2時間に1本の新庄行き列車に乗らないとならない。

不便な所だけど、その分東京にはないものも、たくさんあるような気がする。

息子の結婚式にいって、まず気づくのは、あちこちから聞こえてくる山形弁。方言というのは、あたたかい。
美しく着飾った、ほんとうに可愛らしい女の子達も、3人集まれば山形弁。ずうずう弁というのか、聞いているだけで、笑いがこぼれてしまうようである。

息子のお嫁さんも、私たちには、標準語に近い言葉で話すけれど、ご両親や友達とは、山形弁。
何をしゃべってるかわからないことすらある。息子はもちろん山形に9年住んでいるので、何しゃべってるかわかるらしいけど、自分はしゃべらないっていうか、しゃべれない。

結婚式にいってわかったのは、なんと大勢の楽しい人たちに囲まれて暮らし、仕事をしているのかということだ。
それと、私の知らない、山形に行ってからの9年間が、少しわかった気がする。
世界的に不況なので、これから息子の仕事もどうなっていくのかわからないが、ここで出会った人たちは息子にとって宝物である。

名カメラマンのトントンの写真は、写りがよすぎて、あまりアップでは載せられないけど、ちょこっとだけ小さくのせてみよう。







子どもの頃の6人のいとこ達。




今の6人。



あっこちゃんが作ってくれた、とてもすてきな Weding Reception。




ほんとうに楽しい結婚披露宴だった。

泊まったホテルから見えた冠雪した山は、月山。いつか滑ってみたい。
結婚式も終わり、いよいよスキーシーズンに突入できそうである。