紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

病院の待ち時間

2007-09-05 06:26:22 | 11・健康
昨日は、仙川の病院にいった。糖尿病の血糖値が安定してきたので、6週間ごとでよくなったから、少し通院するのが楽になった。
そうはいっても、グリコHba1cの値は、前回が6.8だったのに、また7.1になってしまった。お医者様は、リューマチ性多発筋痛症のクスリ(ステロイド)を飲んでいる間は、仕方ないですねというけれど。
珍しく8月には、山登りに行かなかったので、運動不足のせいかもしれない。9月はまた山登りをしよう。

読む本がないので、病院に行く前に図書館に寄った。病院に行くときに必要なのは、なんと言っても本。本がないと、待ち時間をやり過ごせない。とにかく、長い間待つのだ。

そして、見つけたのが、伊勢英子さんの本。
「旅する絵描きーパリからの手紙」
きのうのブログで、本を書くのは1ページ目が大事と書いたけど、手にとってもらうために、もっと大事なのは表紙だ。とその本を見て思った。
表紙の写真は石井麻木さんが撮ったもの。伊勢英子さんのお嬢さんだ。
とってもいい写真。もちろん、伊勢さんの文章も、絵もすばらしいけど。
この時の体験をもとに、伊勢さんは「ルリユールおじさん」という、手仕事で造本をする人の絵本を描いたのだな。
待ち時間が長かったので、二回も読んでしまった。伊勢英子さんの「今」を想像しながら。