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吾妻小舎は、桶沼の斜面にあります。
この時期、桶沼の斜面では、マイヅルソウが小さな花を咲かせています。
まずは日当たりのよい場所から咲き始め、徐々に日陰へと移っていきます。
マイヅルソウとともに、白い花が目立つのは、ツマトリソウです。
視線を足元から上げてみると、ミネカエデの花が咲いていました。
私はじっくり見たことがなかったのですが、黄緑色の花の美しさに驚きました。
桶沼歩道を歩き、浄土平湿原の木道に出ると、湿原にはワタスゲの穂が出ていました。昨年のような、一面ワタスゲの穂で真っ白になるかどうかわかりませんが、これから穂は増えるものと思われます。
期待して見守りたいと思います。
浄土平湿原には、可憐なイソツツジも開花していました。
今の時期の白い花は、小さく可憐なものが多いように思います。
湿原には、これらの花のほか、チングルマ・イワカガミ・マルバシモツケなどが咲いています。
イワカガミは色褪せ始めています。
湿原より標高の高い場所で見頃かと思います。
浄土平湿原から再び桶沼歩道に戻り、桶沼園地に向かいます。
桶沼の斜面には、スミレが咲いています。
桶沼園地のすぐ手前で咲いているのは、エンレイソウです。
そして今日いちばんの収穫は、ネマガリタケの花を見つけたことです。
私の記憶も曖昧ですが、タケやササは、あまり花を咲かせないと聞いたことがあります。
そして、今、出番を待っているのがシャクナゲです。
当たり年ではないようですが、注意深く観察すると、そこそこ蕾はついています。
こちらも、期待して見守りたいと思います。