ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

一切経山から鎌沼周辺の登山道概況と開花情報

2013-06-11 16:33:45 | 2013in吾妻小舎

本日、一切経山から姥ヶ原・鎌沼を歩いてきましたので、登山道概況と開花情報をお知らせします。

桶沼の緑も、濃くなりました。

青空に、一切経山の噴気が立ち上っています。

桶沼の斜面から眺めたダケカンバの森も、白い幹が見えなくなりつつあります。

浄土平から酸ヶ平に向かう道には、酸ヶ平に出る直前の斜面に雪が残っています。

距離も短く、注意して歩けば問題はありません。

登山道脇には、イワカガミがたくさん咲いていました。

酸ヶ平避難小屋から一切経山に登るには、谷あいの雪渓をトラバースしますが、傾斜はほとんどないので、不安要素はありません。

南風に押し流されるように雲が迫って来ていたので、かなりハイペースで一切経山の山頂まで歩いた甲斐あって、吾妻の瞳・五色沼の湖面を眺めることができました。

酸ヶ平から鎌沼に向かう途中、イワカガミとミツバオウレンとチングルマの競演に出会いました。

こちらは、クロミノウグイスカグラです。

実は、スイカップだと言えばおわかりになるでしょうか。

鎌沼の西畔には、まだ雪が残っている箇所があります。

難度はありませんが、慎重に歩いてください。

鎌沼から姥ヶ原に向かい、駕篭山稲荷へ向かう登山道を入ると、西吾妻方面が開けて、見晴らしのよい場所があります。

そこで、今年私が吾妻に来て初めて、シャクナゲの花を見付けました。

これは、アヅマシャクナゲのようです。

姥ヶ原ではミネザクラのほとんどが終わり、チングルマが咲き始めています。

木道には、何かの幼虫が多数いましたが、そのうちの数匹は踏み潰されていました。

残った幼虫を、踏みつぶされないように草むらに移しましたが、果たしてそれがよかったのか…。

姥ヶ原を一周し、浄土平に戻ります。

蓬莱山の斜面には、ムラサキヤシオが咲いています。

林床には、ツマトリソウが多数咲いていました。

マイヅルソウの群落も、開花し始めています。

 



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