ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

これからどうなるのだろう

2016-06-24 23:28:03 | Weblog

イギリスのEU離脱が確実になった。
EUができた時、
「さすがは歴史あるヨーロッパ。ここから地球連合に発展していくのだ。」
と、人類も捨てたもんじゃないと思ったものだ。
私はイギリスにいるわけではないので、メディアを通してしかイギリス国民の意見を聞けない。
しかし、離脱・残留の意見を聞くにつけ、イギリスがかつて七つの海を支配すると言われ
世界各地に広大な植民地を経営していた「大英帝国」の亡霊を
離脱を主張する人たちの多くが見ているような気がするのである。


かたや、この日本にも、「大日本帝国」の亡霊を見ている人々がいる。
下記のYoutubeを見てほしい。
民主制の社会を理解する人間ならば、愕然とするはずだ。

https://www.youtube.com/watch?v=h9x2n5CKhn8

民主主義の国で、こんなことがまかり通っていいのか。
安倍政権・自民党や日本会議は、こうした思想を推し進め、反民主主義の国家を作ろうとしているのだ。
恐ろしい。
皆が手を携えて平和に向かうのではなく、孤立化して先鋭化する。
これからどうなるのだろう。


7月10日は参議院議員選挙の投票日。
現時点の意識調査・世論調査などでは、自公が圧勝と伝えられている。
朝日新聞などでは、改憲4党(自民・公明・おおさか維新・日本のこころ)で
3分の2に届く可能性も示唆されている。
ということは、日本国民は今のような世の中で、良いと思っている人が多いというわけだ。
さらに言えば、日本会議が推し進めようとする滅私奉公の社会を望んでいるわけだ。
社会保障制度の充実という名目のため、消費税が上がり続けてもいいわけだ。
私はいやだそんな世の中。
だから改憲4党やそこに所属する候補者には投票しない。


アベノミクスとかいう、よく恥ずかしげもなく言えると呆れる言葉に騙されるな。
実態なんて何もない。
選挙民も、政治家に期待することは景気・経済とバカの一つ覚えじゃあるまいし
そんなことを期待するものではない。
社会保障費の充実は、消費税でないとできないかのように思わされているが、そんなことはない。
格差の是正と社会保障費の充実は、所得税の累進課税の強化で解決できる。
パナマ文書が表に出た時、日本の政治家や実業家の名前が少なかったのは
日本が既にタックスヘイブンになっているからだ。
騙されてはいけない。 



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