ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

尾骨損傷療養日記 その3

2008-10-27 21:26:42 | 尾骨損傷

激痛が身を貫くようなことが減った分、常に腰から脚にかけて重苦しい鈍痛が
あまり身軽に動けないため、血行が悪くなっているのかもしれない。
なんとなく足もむくんでいるようだし、空腹感も感じない。
今日は、ずっと掃除ができなかったため、とうとう精神衛生上耐え切れず
ゆっくり掃除をしてみることにした。
拭き掃除は、高い位置のものは容易いが、低い位置はワイパーを使って。
次に掃除機をかける。
掃除機をかける前に、コンセントにコードをつなぐのに一苦労
コンセントが低い位置にあるため、いったんしゃがまなければならないからだ。
しゃがんだら、立ち上がるのにまた一苦労
どこかにつかまりながら、前傾姿勢にならないように真っ直ぐ立ち上がる。
ざっとではあるが、掃除ができて気分もすっきり


買い物も、重い物が持てないため、ネットスーパーで注文。
自宅近くにあるスーパーのネット通販なのだが
なぜか、店頭で買うより鮮度の良い物が配達されるような気がする。
もともと野菜は、農家の直売所で買うことがほとんどで
スーパーで買うことは滅多にないが、端境期であったり
特売所で入手できない野菜や果物は、仕方なくスーパーで買うことになる。
ところがこのスーパー
我が地元のみならず周辺地域でも一番の売り上げを誇っているらしいが
「高かろう、悪かろう」なのだ。
店に買いに行けば、店員はお客様を押しのけて商品を陳列しようとするし
カートを連ねて押す店員は、さながらカート暴走族のようだ。
ほかに適当なスーパーがあれば、もちろんそこへ行くのだが
悲しいことに選択肢がない


怪我をしても、ネットで注文して配達してくれて
ブーブー文句をいいつつも飢え死にしない程度の食糧を
家に居ながらにして得られる環境は、確かにありがたい
体が思うように動かないハンディがあったり、重いものを持てない弱者にとっては
大いに利用価値があるというものだ。
贅沢すぎるような気もするが、思い起こせば、
ぴすけが小さかった時代には、商店に御用聞きがいて配達してくれたものだ。
豆腐屋も回ってきたし、酒屋も配達していた。
当時は電話で済んだのだろうが、今やネット時代。
ネットを利用していないお年寄りなどは、どうしているのだろう。
こういう環境や機会の不均等が、生きていくうえで関係なくなると良いのだが…。



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