half moon bay

酒と釣りの友 天国の mさんヘ

推薦図書 源氏物語解剖図鑑

2022-02-16 12:47:06 | 推薦図書
源氏物語は百万字現代の原稿用紙で2,400枚に及ぶ世界最古の長編小説とか。

古文の知識のない僕が原文を読める訳はなく、また最初から挑戦する気もない。

多くの日本人小説家が現代語版を出されているが、あろうことかドナルド・キーンさん他数人の外国の方も

原文から外国語訳を出されているとは。僕からするととても信じられないのだ。

この人たち一体どんな頭脳をしているんかしらん。

僕は以前「田辺聖子」さんの「新源氏物語」をちょっとかじった程度であるがこの度

たまたま面白い本を見つけたので是非ともご紹介したい。

全54帖が見開きの2ページにおさめられたイラスト付きのダイジェスト版で小説を文学的に

味わうと云うよりは登場人物の人間関係と各帖のエピソードを整理・再確認するのにとても便利だ。

笑ってしまうのは登場するメインキャラクターは男性はすべて犬、女性はすべて猫になっていて

まるで漫画を読んでいる楽しさだ。そろそろボケかかっている我ら(失礼)にぴったりの本です。


こんな感じ


以下はアマゾンから引用した推薦文句。

源氏物語 解剖図鑑

『源氏物語』全54帖を徹底解剖!
物語の全体像を分かりやすく解説するのはもちろんのこと、
当時の皇族・貴族の暮らし、風習、文化、信仰などについても
詳しく紹介しています。
物語の中では熾烈な権力闘争が繰り広げられており、
当時の社会情勢と比較しつつ歴史も学べるようになっています。

誌面では各帖の代表的な絵巻などをイラスト化し、
その魅力も紹介しています。
これを読めばその後の日本美術に影響を与えた場面やアイテム、
表現方法などもばっちり分かります。

『源氏物語』を描いた源氏絵は、江戸時代には皇女・女三の宮が
遊女に見立てられるなど、
元絵からギャップがあるほど面白いとされてきました。
本書でも人気イラストレーターの伊藤ハムスターさんによって、
登場人物を擬猫化・擬犬化してユーモラスに描いていただきました。
令和時代の源氏絵として、こちらも必見です。

■章構成
巻頭1:キャラで分かる! 『源氏物語』
巻頭2:データで分かる! 『源氏物語』
巻頭3:『源氏物語』で「日本美術」が分かる
第一部:若かりし光源氏(1桐壺~33藤裏葉)
第二部:老いを迎える光源氏(34若菜上~41幻)
第三部:光源氏の子孫たち(42匂宮~54夢浮橋)

ご訪問いただきありがとうございます。ブログランキングに参加中です。もしよろしければお帰りの際にパコンと投票ボタンをクリックしてご投票をお願いいたします。

海外ランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ サンフランシスコ・ベイエリア情報へにほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
« にゃ~と鳴けない猫ちゃん | トップ | ジュリエットの胸を触った僕 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。