負けちゃった。

昨日は、暖かく、晴れて、気持ちの良いお出掛け日和でした。

まきばでは、



自慢のサフランが咲き出しました。



でも、咲くと同時に摘むので、一面薄紫の絨毯になりません。

放牧場に入り、周囲を見渡しながら歩いていたら、いきなりポニー達に囲まれました。
音もなく、素早く寄ってきたのです。
もちろん、写真を撮るひまはありませんでした。

参った！

そこで、丁度、１年前の写真を探してみました。



ココ　　「どうだ！

　　　　　参ったか！」

このヒッツキムシ、敵いません。

お知らせです。



今年もこの季節になりました。
どうぞ、お出かけください。

ニコニコ、バイバイ。

ふたりは、なぜか、放牧場に戻ると、勢いよく走り回っていました。
悪い物でもたべたかな？　と思うくらい。

その後、ウランとランコと合流して草をムシャムシャ。

今は、



ちょっと華やかな時期です。
霜が降りたら、冬っぽくなるでしょう。

そこで、



スー　　「お写真ね。」

うん。



ランコ　　「可愛いなぁ～」

ホントね。



ココ　　「美味しいなぁ～。」

そうかな？

そして、この日は、



みんなで、お見送りしてくれました。

バイバイ。
また、明日ね。

ポニーと赤い実。

水を飲んで（舐めて）、今度は、散策です。池の周りには、美味しそうな草はありませんが、変わったものが多いのです。



これは、野生と化したホオズキ。

ココ　　「他に何もなくて、おなかペコペコなら、食べるかも。」



これは、マムシ草の実。

ココ　　「不味そう！」



これは、ガマズミ。

ココ　　「？」

食べなくていいよ。
私が後で採るからね。



一昨年、作った、ガマズミ酒です。
味も色も気に入ってます。

そんなこんなしていたら、突然、



スー　　「届かないよぉ～。」

ココ　　「食べたいよぉ～。」

ふたりが騒ぎ始めました。

柵の外に栗が落ちているのです。
拾ってあげました。

ゆっくりでいいよ。

たぶん、ココにとって、池は、とても興味深い対象だと思います。
じっと水面を眺めていたり、他のポニーが入ると、目を離さず見つめています。
でも、まだ、池の水を飲むことはもちろん、触ったこともないと思います。

いつもは、放牧場から戻ると、まず、水桶に直行します。
なので、この時も、喉は乾いていたはずです。



スー　　「ゴクゴク。」



スー　　「お先に。

　　　　　水飲んでおいでよ。」

ココ　　「・・・うん・・・」



スー　　「がんばれ！

　　　　　もう少し。」

ココ　　「ドキドキ。」



ココ　　「ペチャペチャ。」

池、というか、池の手前の小さな水たまりの水をちょっとだけ飲みました。
今日は、それで、良しとしましょう。

ココのママは、誰よりも泳ぐのが上手でした。
きっと、ココも上手だよ。

ドキドキ。

時々、大脱走するくせに、同じまきば内でも、恐々行くこともあるから、面白いです。
先週は、池までたどり着けなかったココ。
そして、迷いに迷って、向かうこともしなかったスーちゃん。

ふたりは、今度こそ！

と、思ったのか、思わなかったのか・・・。



それでも迷うスーちゃん。
ほとんど来る気がないウランちゃん。




ココ　　「私、行く！」

ココがリードすれば、



スーちゃんも勇気が出て、

スーちゃんが、いることで、



ココも進めます。

ココ　　「スーちゃん、早く来ないかなぁ。」

大丈夫、来るよ。

と、そんな、こんなで、



池に続く坂を下りることが出来ました。