クラッシャー・マキのあざらし時間

食いしん坊で、お出かけ好きな私と家族の気ままな時間。

『 魔術師メリエス 』、読みました

2012-04-27 21:52:25 | 
先日『ヒューゴの不思議な発明』を見ましたが、映画に登場していたおじいさん、ジョルジュ・メリエスは、“映画の父”といわれている実在の人物がモデルになっていました。

寡聞な私はジョルジュ・メリエスのことを知らなかったので、映画の中に出てきていたメリエスの作品を見て、とても興味をもちました。

そこでノリくんに頼んで手に入れてもらったのが、こちら・・・



マドレーヌ・マルテット=メリエス著 古賀 太訳『魔術師メリエス』です。



著者のマドレーヌ・マルテット=メリエスさんこそ、『ヒューゴの不思議な発明』でクロエ・グレース・モレッツが演じていたジョルジュ・メリエスの孫娘。“映画の父”と称されている自分の祖父の足跡を丹念に調べ、一冊の本に著したのですね。

物語はジョルジュ・メリエスが生まれる前の代のことから始まります。ジョルジュが生まれ育っていく様子、運命の出会いや結婚などについて書かれている一方で、当時のパリの街や、フランスのありようなども描かれていて、そちらも面白かったです。

お孫さんの書かれた本なので、身贔屓ということもあるかとは思います。でも、愛情が感じられるのは悪いこととは思いません。とても興味深く読み進むことができました。

そして、改めてジョルジュ・メリエスの撮った映画を観て見たいものだ・・・と思っています。これから、巡り会えたらいいな・・・。

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