ノリくんと一緒にパナソニック汐留ミュージアムへ行きました。
もう終わってしまいましたが(すみません・・・)、 『没後50年 河井寛次郎展 ―過去がさいてゐる今、未来の蕾で一杯な今― 』 を見てきました。
河井寛次郎さんに実家の父が関心を寄せていました。なぜかというと、父は島根県の松江高等学校の卒業生。
河井寛次郎さんは旧制松江中学の卒業だそうです。同郷の人を応援する気持ちですね。
さて、河井寛次郎さんは濱田庄司さんと共に民藝運動の中心になって活動していた陶芸家ですね。
今回は写真撮影可の作品も多数ありました。陶芸作品が面白かったのはもちろんですが、
木彫作品を作ったりご自分でデザインした家具があったり、煙管などもデザインしていたりと幅広い活躍をされていたことがわかり興味深かったです。
本格的に木彫を始めたのは60歳を過ぎてからで、自宅を新築した時に出た端材で作ってみたのがきっかけだったとか。
右側の狛犬、味わい深いですよね。
このように、還暦を過ぎてからも新しい素材に出会って作品を生み出していくエネルギー、素敵だな・・・と思います。