パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

オスプレイ配備普天間基地主要3ゲート9/29全閉鎖

2012年10月10日 | 平和憲法
 ◆ 幻獣国-北海道新聞[卓上四季]

 鳥なのに人面で、曲がったクチバシにはノコギリのような歯が生えて、身は蛇というから恐ろしい。昔、そんな怪鳥が京都御所の上空に現れ、「イツマデ、イツマデ」と不気味に鳴いたという。「太平記」(巻第12)が伝えている
 ▼ある時はヘリコプター、またある時は飛行機として振る舞う米軍の怪鳥は「ジャマダ、ジャマダ」と傲然(ごうぜん)とがなり立てているかのようだ。幼稚園児は身を縮めて空を見上げ、お年寄りの男性は怒りをかみ殺して言った。「押しつけ続ける国とは、いったい何なのか」
 ▼圧倒的反対の声を踏みにじり、輸送機オスプレイが普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備された。同じ日、電源開発(東京)は大震災で工事を中断していた大間原発(青森県)の建設を再開した。こちらも対岸の住民の異論を「ダマレ、ダマレ」とばかりに無視した
 ▼空には墜落の恐れのある怪鳥が舞う。地では暴走した炉の後始末がついていないにもかかわらず、新たに炉を切ろうとする。この国は百鬼が横行し、人々をおびえさせた中世に逆戻りしているのか
 ▼「太平記」の怪鳥は後に「以津真天(いつまでん)」と呼ばれた。水木しげるさんの「日本妖怪大全」には<飢饉(ききん)や旱魃(かんばつ)、動乱などで苦しめられた人々が、見捨てた仲間の恨みに心を痛めるときに現れる>とある
 ▼「イツマデ、イツマデ、コンナコトヲ」。どこからか、声がする。

『北海道新聞』(2012/10/3【卓上四季】)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/408796.html
 ※『9月27日の普天間基地野嵩ゲート前行動』(海鳴りの島から 2012/9/29)
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/43ceef0bb81a6786de68a8ef3341ab84
 ↑ 今のビッグ・ニュースはこれです!!
   なぜ、マスコミは報道しないのか!?

 『100人で勝ち取った普天間ゲート閉鎖!!』
http://keibadameningen.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/httpbloggoone-1.html
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