お休み～

あ～、明日からお休みだ～。
なんと今年は夢のような四連休。
明日が「チラデンテス」でしょう？あさってが「パスコア」（復活祭）でしょう？
「チラデンテス」は、ミナスジェライス州で最初に独立運動を起こしたJoaquin José da Silvaが処刑された日。
毎年決まったお休み。
「パスコア」はお月さまの動きによって、毎年変わります。
可ーナ場るから数えて、何日目かなのよね。
今年は「チラデンテス」とドッキングしちゃいました。

で、わーい、なんて喜んでいる母の横で、娘は今週は5連休！
なんで？！
月曜日に、定期試験の最後の科目「数学」が終わった後、火曜日は「陸軍の日」で学校でセレモニーをやって、後はお休みだって。
セレモニーの後、軍用犬となぜかチワワの展示があったそうで、「犬と遊んできた～」って言いながら帰ってきました。
先週は「豹」と「アラーラ」（コンゴウインコ）とヘリコプターの展示もあったって。
「チワワ」と「豹」とヘリコプター。
一体、どういう趣旨の展示なんでしょう？！

このタイミングで「陸軍の日」があるのは、「チラデンテス」のJoaquinさんが、当時陸軍の士官さんだったかららしいです。

来週からは娘たち、「校内オリンピアーダ」（競技会）が始まるので、丸々２週間授業なし。
まああ、じゃあ、この間に自分勉強頑張ってね。

といいながら、この週末は学校の「試験打ち上げフェスタ」、「お友達のお誕生フェスタ」とフェスタ続きで大忙しの娘でした。
いいわね～、若いって．．．
母は、また、お誕生プレゼントを買いに、いつもの「化粧品屋さん」まで走りましたわよ。
はあ～。

寄付付き フェイジョアーダ

近所の日系の学校で「被災地応援　フェイジョアーダ」がありました。
学校でフェイジョアーダと焼きそばを売って、収益金を今回の地震の被災地に寄付をしよう、という催しものです。
フェイジョアーダと焼きそばの券を買っていたのですが、当日、お昼を食べ終わるまですっかり忘れていました。
まあ、「寄付」ということで済ませてもよかったのですが、せっかくなのでフェイジョアーダと焼きそば、いただきに行ってきました。

行ってみると．．．
まあまあ盛況。
フェイジョアーダは作り置きのできるものなので、注文するとさっさと出してもらえます。
私は二つとも「お持ち帰り」をお願いしたのですが、容器を持てないぐらい、あっちっち。
焼きそばのほうは、作り置きしにくいものなので、番号札を渡されました。
ですが、ちょうど良くお持ち帰りのものが一つあまっていて、待つことなしにすぐに渡してもらえました。
こちらも、あっちっち。

お昼を食べたばかりでしたが、家に着くと、あっちっちが気になって、ついつい一口二口．．．
焼きそばは、普通のブラジル風焼きそば？
面がやわらかめでしたけど、なかなかいけました。
フェイジョアーダのほうは、塩加減もばっちり。
なによりお肉に「怪しい系　お肉」（夫　曰く、耳とか足とか）が入っていないのも素晴らしかったです。

この学校は、全日制で、生徒たちはお昼は学食で食べます。
そこの料理人さんたちが調理しているのだから、おいしくてあたりまえ？
なかなかいけました。

マナウスでも、いろいろ被災地への義捐金イベントが催されているみたいですが、この「フェイジョアーダ」、「自力で義捐金集める！」的なところが好感度ばっちりでした！
私もちょっとだけ参加できたし．．．
イベントやってくれて、ありがとうございました～。

美容院

日曜日の午後、娘と夫は美容院へ。
最近、超短く．．．というより、ほとんど角刈りにした夫、２週に一度は美容院通いです。
私なんて、ひどい時は２カ月に一度なのに！

それを見ていた娘「私なんて、１２月以来行っていないわ！」
ということで、先週髪を切りに行った私は、娘のために予約を入れてきました。
午後３時から５時まで、娘はトリートメント、カット、夫は刈るだけ。
プードルぺけさんと一緒？！

午後３時前に出かけて行った二人、午後５時過ぎに帰ってきました。
娘は「髪、さらさら～」とごきげん。
前髪は切ってあるけど、全体的にはあまり短くなっていないみたい。
夫は．．．
いつもの通りです。
短いと、本人は伸びたことがとても気になるみたいだけど、周りの人間はあまり気がつかないんですよね。

帰ってきて夫、玄関のドアを入るなり「僕なんて１８レアイス（約９００円）なのに、娘は５６レアイス（約２８００円）だって。なんか悔しい！」
娘のほうが手がかかっていますから。
髪の長さが違います。
「あら、ペケちゃんだって、今は３０レアイスよ。あなたが一番安上がりね～。」って言ったら、本気でむっとしていました。
だから、カットする量が違いますって！



パパさんも、お耳ふさふさしてみますか？

鮭のアタマ

昨日の夕ご飯は、夫の希望で「鮭のアタマ鍋」にする予定でした。
最近、近所の日本食材屋さんで「鮭のアタマ」を無料でもらうことができるようになりました。
きっかけは、「鮭をさばいた後のアラはどうしてるの？捨てちゃうの？もったいない！じゃあ、頭ちょうだいよ。」といううちの夫の会話がきっかけだったようで。
その後、いろいろな方が「鮭のアタマ」を持っていくようになったとのことで、「いや～、うちは助かっちゃうよ。」とおじさんは言ってくれますが．．．
別の日本食スーパーでは、キロ当たり９レアイス（約４５０円）で売っているんですから、ただでいただけるのは、本当にありがたいことです。

我が家では、もらってきた後は、真中から縦に半分にして、いくつかの部分に分けて冷凍庫保存。
二ついただいたら、たっぷり４食分になります。
これを一度湯引きして臭みと脂を抜いた後、ちょっと煮込んで柔らかくして、サトイモ、白菜、ねぎ、豆腐等々の具を入れて、お味噌と酒粕で味付け。
仕上げに牛乳を入れて「鮭のアタマ汁」の完成。

ツクナレなどの淡水の魚と違って、骨がやわらかいので、安心して食べることができます。
一晩おいて冷蔵庫などに入れておくと、次の日には煮凍りになっています。
コラーゲンたっぷり？
私は目玉をつるんて食べるのが好き！

頭と一緒にもらえる「皮」はそのまま塩をして焼いたり、細切りにして揚げていただきます。
お酒のつまみにおいしいですよ！

お肉の買い出し

夫とお肉のまとめ買いに行きました。
今は引っ越してしまった元お隣さんの経営するお肉屋さん「VITERA」。
普通のスーパーよりもずっとお安く手、買い求めやすい量で売っているのがうれしくて、最近は月に一回まとめ買いに行くのが定番になりました。
我が家から車で１５分ほど。
ちょっとした「お出かけ」気分になれるのもいいですよね。

今日はいつもの「フィレ　ミニヨン」（フィレ）、「アルカットラ」（？）、「ひき肉」、「豚肉のカヘ」（骨付き肉）、そして「ビステッカ」（牛の骨付き肉）。
すべて1Kg前後の量。
まとまると、結構な量になります。
ほかに夫はオリーブオイルを買って、私は焼くだけの「ポン　ジ　アーリョ」（ガーリックトースト）を買って、しめて９５レアイスちょい（約５０００円弱）のお買い上げ。
この「ポン　ジ　アーリョ」、ミニサイズのフランスパンにたっぷりガーリックバターを挟んであって１５個入って6.50レアイス（約３８０円）。
高いか安いかは微妙？
私は食べてみたら「おお、お買い得！」って思っちゃいましたけどね。

「フィレ　ミニヨン」はカツなどにしても柔らかですし、なにをしても柔らかくくせのないお肉。
我が家ではよく半解凍で超薄切りにして、しゃぶしゃぶなどにもします。
「アルカットラ」は焼き肉にしてもおいしいし、先日はこれで牛丼を作ったらおいしかった！

この日は家に帰ってさっそく夫が「ビステッカのステーキ」を作ってくれました。
付け合わせは娘作の「グリーンサラダ」、一緒に買った「ポン　ジ　アーリョ」。
おにくはちょっと硬めでしたが、おいしかった！

いなり寿司

水曜日に歯医者でせっかく入れたさし歯を外してきた夫。
術後の腫れが引かなかったので、もう一度レントゲンを撮ったら、糸が取りきれていなかったそうです。
しばらく硬いもの、固形物が食べられずに苦労していました。
職場では社食で「日本米ご飯」「お味噌汁」があるので、毎日「ねこまんま」（味噌汁かけご飯）をして食べていたそうです。
周りのブラジル人社員たちが、不気味そうな視線で見ていたようで．．．

今日はめでたく、新しいさし歯が入る。
ということで夕方出かけて行きましたが、本当に入るの？
また遅くなるんじゃない？
と心配だったので、夕ご飯は「歯がなくても食べられるご飯」を作ることにしました。
なんのことはない「いなり寿司」なんですけどね。

実は私、お弁当以外で、家で食べるために「いなり寿司」を作ったのは初めてかも。
巻き寿司ならたまに作りますけどね。
お寿司の中身を「五目寿司」にしたかったのですが、材料がなくて断念。
まあいいか。
ゴマを振って、飾りに紅ショウガを．．．と思ったのですが、紅ショウガも切らしていた。
仕方がないので、お漬物２種類を細かく刻んで代用。
色が入るときれいですからね。



これにお味噌汁を添えてお夕食。

無事に歯が入って帰ってた夫、よく食べてくれました。
「いなり寿司」命！の娘ももちろん。
これだけ作って残りは４つでした。

世渡り上手

テスト期間中の娘、帰りがいつもより早くなっています。
ですが、私は今年は火曜日・水曜日・木曜日とお昼１２時までみっちりお仕事。
昨年まででしたら「バスで帰ってきて～」というところなのですが、今年はなぜかバスの便数が大幅に減ってしまいました。
娘の学校のそばのバス停は、市内中のバスが集まるターミナルになっているので、昨年までなら、大体１５分に一本は家の近くを通るバスがあったのですが、今年はひどい時には一時間待っていても来ないことがあるそうです。

家のお掃除おばさんも、今はたいてい帰りはおばさんの家まで、一本のバスでまっすぐ帰れる幹線道路まで私が車で送っていっています。
私の旅行中自分で帰ろうとしたら、バス停で２時間近くバス待ちしたって。
そのぐらいマナウスのバス事情ひどいんです、今。

さてさて、困ったのは娘のお帰り。
娘のテスト終了時間は大体午前１１時ぐらい。
なので、娘には「どうしてもバスが来なかったら、最寄りのショッピングセンターまで来て待ってて」（ショッピングセンターは幹線道路沿いにあるので、大体のバスが通ります。）と言っておきました。

で、娘、家の近所のパウロ君やガブリエル君を総動員。
毎日、パウロ君ちか、ガブリエル君ちに一緒に連れてきてもらっています。
そうよね、母が普段その分、一緒に連れてきてあげているんですから。
そういうメリットを十分活用する、娘。
さすがです。
世渡り上手というか、たくましいというか．．．
たちえ密林で迷子になっても、十分に生きていける娘です！
あっ、方向感覚はないけど．．．

ジレンマ

毎日一回、大雨が降ります。
いやいや、半端じゃない雨です。
そろそろ雨季も終わりにさしかかっているので、雨季最後の雨？

そんな中、我が家の屋根がピンチ！
私と娘の使っているトイレの天井の片隅に、なにやらあやしいしみが広がってきたの。
初めは、ただの汚れかと思っていたんですけどね。
天井がかなり高いので、お掃除が行き届かないんです。
でもね、確かに広がってきているの。

きゃー、雨漏り？！
考えられるのは、先日私の部屋に新しいエアコンを入れたときの室外機の設置。
我が家のエアコンの室外機は、すべて屋根の上にあるんだけれど、その設置の時に、いちばん外側のスレートを傷つけたか、手っ取り早く「壊した？！」
まあ、確認していないので、疑いはかけられませんが。

長らく修理のお願いをしているのですが、業者の人が来ることになっている土曜日が、毎週「雨」。
屋根の上の仕事なので、無理やり「来い！」ということもできずに．．．
こうなったら、乾期に入るまで、修理できない？！

雨が降るたびに、天井を見上げては「少なくても、雨水が降ってきませんように」と願う日々でございます。
．．．って、乾期になって、暑い日が来るのも嫌なんですけどね。

リオの事件で考えたこと

日曜日の「Fantastico」という番組で、先日のリオの学校での銃の乱射事件のことを取り上げていました。
その中で、一番初めに犯人が侵入して発砲した教室にいた先生に対するインタビューがありました。
インタビューによると、教師がいることで犯人が一層興奮状態になってくるので、手近な生徒の手を引っ張って、早く逃げるよう生徒たちに叫んで逃げたということ。
本人は「助けを求めに走った」とありましたが。
校内の防犯カメラを見ると、先生が真っ先に教室から出て走って行く映像が映っています。

でも、実際は逃げだせた生徒はほんのわずか。
ほとんどの生徒が床に突っ伏して、動けなくなっていました。
その中で４人の生徒が撃たれました。
一人の男子生徒は、犯人に「撃たないでくれ」と頼んだとか。
犯人は女性生徒を選んで撃っていきました。
撃たれた生徒のほとんどが、頭や胸を撃たれて死んだそうです。

雑誌「VEJA」の今週号には、殺された１４人の生徒たちの一人一人の写真、どんな生徒だったか、どんな夢を持っていたか、そんなことが紹介されていました。
どの生徒も、本当にごく普通の、どこにでもいる女の子、男の子。
ここにうちの娘の写真があっても、不思議はないねと夫と話しました。

そう考えると、あの、教師が逃げる映像のことが気になりました。
もし、私が殺された生徒の親だったら、「なぜ、先生はあの時、真っ先に逃げ出したのか？！生徒たちを助けようとはしなかったのか？！」と非難することでしょう。
憎しみさえ抱くかもしれません。
でも、一人の人として考えると、教師であってもやはり人間ですから、拳銃を突きつけられたら、恐ろしいでしょう。
真っ先に逃げ出す気持ちもわかります。
それでは、もし、私が教師という立場だったら？
床に突っ伏し、犯人に撃たれていく生徒たちを残して、自分だけ教室から出ていけるか？

今回は「学校」という閉鎖空間で起こった事件だから大きく取り上げられましたが、街を歩いていて銃撃戦に巻き込まれる、ショッピングセンターで強盗の撃ちあいに巻き込まれる、いろいろなパターンで出会う可能性のあることです。
それだけに、いろいろなことを考えさせられました。

停電、計画してください

プードルペケ姉さん、一か月ぶりに美容院に行きました。
今回は黒犬かりんさんはお留守番。
だってだって．．．
美容院代、上がったんですもの！

朝８時過ぎに娘をフランス語の学校に送って行く途中に、美容院．．．ってしゃれたもんじゃない！
毛刈り屋さんに到着。
船客は、３匹様。
「お昼前には終わりますよ。」と、毛刈りおじさん。
何といっても、我が家に来ていらい、いつもここですから、ポイントだけお願いして、あとは「いつも通りでね！」で済むのがありがたいです。
今回のポイントは「耳のボリュームをうんと少なくして！」
だって、水を飲むときに、いつも耳がぬれちゃうんですもの。

お昼には終わると言ったのに、電話は音さたなし。
終わるといつも電話をくれるんです。
心配になって電話してみると．．．
「停電で、毛刈りができないんですよ～」
え～？！
っていうことは、ぺけ姉さん、３時間ずっとケージに閉じ込められたまま？
「何もしていないので、お迎えに来たいならどうぞ」
と言われましたが、せっかく捕獲して持っていった．．．いや、連れて行ったものをいまさら引き取るなんて．．．
「午後２時になったらまた電話するから、それまでに電気が来ていたら、毛刈りして。来なかったら引き取るわ。」と連絡しました。

さて、午後１時過ぎ、外に出て帰ってくると夫が「今電話があったよ」。
さてさて、それではお迎えに行きますか。

毛刈り屋さんに入ってみると．．．
待たされているわんこ達が一斉に「わんわんわん！」
高い所にあるケージから、我が家のわんこ長女ぺけ姉さんが現れました。
母の希望通りの「小さい耳！」
毛刈りおじさんが「こんなもんでどう？」と聞くので「ばっちりよ！」と答えました。





次の毛刈りはまた一ヶ月後。
毎回のことですが、わんこの毛刈りの後の夫の一言。
「お前のほうが僕の散髪代より高いんだぞ！」
まあ、まあ、ぺけ姉さん、全身毛刈りですから。
張り合わないでください。