アマゾンわんわん日記 2018

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TOKYOオリンピック物語~ハイッサ・レアル~

2021年07月31日 | 人間

「スケボーの天使」と呼ばれる13歳の少女が、銀メダルを取りました!

ブラジルのスポーツ史上、一番若いメダリスタですって。

でもまあ 彼女だけでなく、たくさん若い子が出場して活躍していましたよね。

良いことだ、良いことだ!

ハイッサちゃんはブラジル東北海岸部マラニョン州のインペラトリッスという街に生まれ、そこで育っています。

家族はお父さん、お母さん、7歳になる弟、そして愛犬パグ。

ごくごく普通の元気な女の子です。

その彼女が「スケボーの妖精」と呼ばれるようになったのは、7歳の時のこと。

プレゼントでもらった妖精の衣装を着て 広場で友達と遊んでいたハイッサちゃん。

大人でもできないような難しい技を決め、広場にいた人たちを沸かせました。

それが話題となり、妖精の衣装でテレビのスポーツ番組に出演。

一気に注目を浴びることになりました。

そんな根っから「ブラジレイラ」なハイッサちゃん。

オリンピックも十分楽しんでいる様子で、見ていてこちらも楽しくなってきました。

銀メダルを取った後、おそらく「即!」ブラジルに戻る飛行機に乗ったのでしょう。

3日後にはもうブラジルに戻ってきました。

サンパウロでたくさんの人たちの歓迎を受け、そのまま国内線に乗り換えて父と弟の待つ(母親は日本に同伴していました)マラニョン州インペラトリッスに戻りました。

彼女を待ち受けていたのはたくさんの人たちの歓迎。

そのまま消防車に乗って(ブラジルでは凱旋パレードなどはすべて消防車で行われます)市内をパレードしました。

「スケボーの妖精」も普段は普通の13歳の女の子。

月曜日からは普通に学校が始まるそうですよ!

 

凱旋パレードのニュースを読んでいたTVグローボのアナウンサーが一言、

「1988年にはサンパウロでは公園や道路でのスケートボードが禁止になったんですよね。こうしてみると隔世の感がありますね。」と語っていたのが妙に印象的で 思わずクスっとしてしまいした。

 

 

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