アマゾンわんわん日記 2018

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ニュースの中のカーナバル

2013年02月11日 | 生活
今年もカーナバルが始まりました。
昨夜からはリオの Grupo Especial の Desfile(パレード)が開始!
リオにいたときには毎晩テレビで見ていたのに、マナウスに来てからは、こてっと眠ってしまう。
夏時間だから、リオよりはずいぶん早い時間に始まっているのに、残念!
昨晩も台所の片づけが終わって、自室に戻りテレビをつけたら2番目のSalgueiroが始まったところ。
半分ぐらいまで見たら、こてっと眠っちゃって、気がついたら次のグループになっていました。

で、テレビを消して、おやすみなさ~い。

現在、「総集編」を放送中。
コレを見て満足かな?

今年は、NHKのニュース番組で時間に余裕があったのか、何度もカーナバル開始のニュースを放送していました。
でも、でも、一つ「これは直して欲しい!」っていうニュース原稿があるんですけど。

「南米の真夏の祭典 リオのカーニバル」

って言うセリフ。
リオのカーナバルを紹介するときに、毎回毎回、毎年毎年、枕詞のように出てくるセリフなんですけど。
違うでしょう、これ?

「カーニバル」はキリスト教の宗教的な行事です。
キリスト教を信仰する国ではどこでも行われているお祭りです。
もともとは、キリスト教で四旬節の断食の前に行われる祭りと、ゲルマン民族が春の訪れを祝う祭りがまじったものとされています。
もともとは「ヨーロッパの春祭り」

決して「南米の夏祭り」じゃないのよ!

ヨーロッパでも、各都市でカーナバルのお祭りが行われます。
また、南米でも、各都市でカーナバルが行われていて、ブラジル内でもレシフェやサルバドールのカーナバルは特に有名です。

今回、こんなことを思ったのも、「マナウスのカーナバル」の話をしたら、「へー、マナウスにもリオデジャネイロみたいに、カーナバルがあるんだね」といった人がいたから。
NHKのニュースを聞いただけでは、カーナバルというのは、南米の夏祭りでリオデジャネイロでしか行われないと思う人が実際にいるのよ。
日本で暮らしていると、キリスト教の行事なんて、クリスマスぐらいしか知られていないしね。
カーナバルって言うと、日本の人は、日本各地で行われる、リオのまねっこカーナバルしかみんな思い浮かべないし。
せめて、公共放送のニュースの中では、この時期のニュースではカーナバルの本当の意味を伝えて欲しいわ。

で、考えた!

こんな紹介の仕方はいかがです?

「キリスト教の祭り カーニバルの季節がやってきました。中でも「リオのカーニバル」として世界中に知られているリオデジャネイロ市では...云々」

えっ、時間が押しちゃう?
正確な知識を多くの人に伝えること、大切だと思いますよ!
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
納得! (わらいじわ)
2013-02-12 06:01:26
私、今回、初めて知った人の一人です!
ペケママの話、納得です。
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Unknown (eminha)
2013-02-24 22:33:35
同感。
ま、NATALにはありませんけど・・・凹

返信する
わらいじわ さん (ペケママ)
2013-02-25 03:54:28
ドイツのミュンヘンなんかのカーナバルも有名らしいですよ。ビールとソーセージのカーナバル。おいしそうだぜえええ!
返信する
eminha さん (ペケママ)
2013-02-25 04:00:02
NATALカーナバル、ないですか?
そんなあああ。
まあ、マナウスもカーナバル期間中、サンバよりもアマゾナスの伝統祭り「ボイ」のリズムのほうが鳴り響いていますけどね。
そんな土地柄が物足りなくて、夫の会社の人たちは「レシフェのカーナバル」を始めちゃったそうです。
今では、マナウスでもっとも大きなBLOCO(カーナバルのグループ)になっています!
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