TOKYOパラリンピック物語３

ある日本人選手が金メダルを取りました。

視覚障害のある選手でした。

メダルの授与式で彼は

「私にはメダルの色がわかりません。演奏される国歌を聞いて、初めて自分が金メダルを取ったのだということを実感できました。」

と言っていました。

メダルを授与される時に国歌が演奏されます。

とても感動的な瞬間だと思います。

目の見えない選手だったら、なおさらだと思います。

そんな時に、自国の国歌に文句をつける人はいないですよね。

日本の国歌「君が代」もとても感動的に聞こえます。

一時期日本では　国歌「君が代」を拒否して、式では歌わない人、そして人に歌わせないようにしようとする人がいました。

今でもそうなのかな？

もちろんそう言う人たちにはそれだけの理由があるのだろうけど、長い間歌い続けられた国歌にはそれなりに存在してきた意味がある思うんです。

ペケママもそれなりに思うことはあったのですが、そんな中この選手の一言は素直に胸に響きました。

どうもありがとう。