アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

罰金ですよ!

2014年06月03日 | ブラジル雑記


ブラジリアの大学生4人が、ブラジリアから程近い街に卒業旅行に出かけました。
男の子1人と女の子3人。
男の子の車で、みんなでガソリン代を割り勘にし合って、贅沢ではないけれど、思い出に残る旅行。
日本の学生さんも、ごくく普通にするような旅行ですよね。

その、楽しい旅行が頭の痛い旅行になりました。
こう書くと「交通事故?」と思いますが、そうではないのです。

帰り道、まもなくブラジリアに入ると言うところで4人の乗った車は検問にあいました。
そこでどういうやり取りがあったのか、詳しいことはニュースでは報道していませんでしたが、学生達は質問をする連邦警察の警察官に「大学の卒業旅行だったんです。ガソリン代はみんなで割り勘にしました。」ということを話したらしいです。
それを聞いた警察官どういったか?!
想像できますか?

「なに?それでは、違法にお金を取って客を運んだことになる。お前は違法乗客輸送だ。罰金だ!」

自分の車を提供し、運転手をしてきた男の子に交通法違反として、罰金を課したのです。
罰金の額は約5100レアイス(約25万円)!!

学生達は驚き、当然裁判所に訴え出るとともに、罰金を課した交通局にも事情を記した書類を弁護士を通じて提出しました。
しかし、交通局は書類を受け付けず返却。
その後学生達は、テレビ局に話を持ち込みました。
話を持ち込まれたテレビ局はすぐに交通局に取材を申し込みました。
すると、交通局側は学生達に対して前回とは打って変わった態度で接し、書類を受理し罰金をキャンセルしたと言うことです。
はじめのときに書類を受け付けなかった理由として交通局側は「書類が不備だったため」と弁解していました。
また、この時点で始めて「誰がこの罰金を課したのか、調査を始める」ということです。
学生側の言い分を聞くつもりがあったのなら、まず最初にそれを調べておくのが普通じゃないかと思うんですけどね。

この学生達は裁判所に訴え出るだけの力があったから良かったのですが、世の中にはそうしたことができない人もいるのではないかと思います。
こんなことでいちいち罰金を取られていたら、おちおち友達との旅行もできませんよね。

*     *     *     *     *     *

えっ、なんですって?
わんたちにも、毎日の散歩について、いいたいことがあるですって?

それでは、散歩に行って聞くことにしましょう。
行きますよ~。

あっ、ペケ姉さん、どこ行くの?



はいはい、さすが礼儀正しいペケ姉さん、...で?







だから、たまには一人ひとり散歩に連れて行ってくれって?
できません!
そんなことしたら、お母さんの体が持ちません。
罰金ででお散歩無しですよ!




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする