アマゾンわんわん日記 2018

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どうやって連れてく?

2013年11月01日 | わんこにゃんこ
朝テレビを見ていたら、「ペットをどうやって動物病院まで連れて行くか?!」っていうことが話題になっていました。

サンパウロには公立の動物病院があります。
人間の病院同様、無料。
私立の動物病院は高いです!
なので、動物病院に連れて行く余裕がない、でも自分の飼っている動物が病気。
また拾った動物達、怪我をしている動物を見つけた人たちが連れて行きたい。
そんな人たちでいつも一杯だそうです。

でも、いかんせん、数が少ない。
サンパウロ市でも、一軒?二軒?
遠くに住んでいる人たちには、もちろんタクシーで連れて行く余裕もない。
公共の交通機関で連れて行きたいが、サンパウロではバスもメトロも鉄道も、みんな「動物禁止」なのだそうです。

今日テレビでリポートを受けていた女性は、飼っているピンシェルを赤ちゃん用のおくるみで包み、それを赤ちゃんのようにしてシーツで包んで、抱っこして連れて行くのだそうです。
車で行けば30分足らずのところを、バス、小型バス、メトロを乗り継いで1時間半。
乗客たちは、赤ちゃんを抱っこしているのだと思い、よく席を譲ってくれるそうです。
席を譲ってくれるような人は、たとえ女性が連れているのが犬だとわかっても、知らん顔してそのままにしてくれるとのこと。

病院はいつも一杯です。
タクシーでつれてくる余裕のない人が多く、猫をバッグに詰め込んでそ知らぬ顔をしてつれてきた女性、女性のように犬を赤ちゃんのふりをして連れてきた人等々。
怪我をした、中型の犬を連れた女性は、バスの運転手に乗車を拒否され、かなりの距離を抱っこしてつれてきたそうです。

たとえ、タクシーに乗る余裕があったとしても、犬や猫を喜んで乗せてくれるタクシーはあまりないのでは?と思います。
マナウスの私の知り合いの方も、タクシーを呼んで犬連れとわかりいやな顔をされるのもいやなので、いつも同じタクシーの運転手さんを頼んでいるそうです。

マナウスの場合は,公共の交通機関(ってバスだけですけど)の利用について、サンパウロほど厳しくはありません。
市の決まりはどうなっているのかわかりませんが、基本的にケージや「入れ物」に入れておけばOK。
たまに、抱っこのまま「病院に連れて行くの~」なんて人もいます。
さすがに、リードのまま引っ張って連れて行こうとしたら嫌がられるでしょうけどね。

サントス市の場合は、バスの利用は10kg程度の動物だったら、ケージに入れてひざに乗せて連れて行けるそうです。
ケージをあいている座席に起きたい場合は、もう一人分運賃を払えば可能だそうです。

あっ、どの街でも、介護補助犬などは別ですよ。

サンパウロ市の場合、公共の交通機関ではそういう厳しい決まりがあるにもかかわらず、ショッピングセンターによっては小型犬に限って店内を歩くことを許可しているところがあります。
でも、一度そのようなショッピングセンターで「ZARA」(洋服やさん)に入ったら、床の上にかなりの量のおしっこの水溜り。
日本だったら店員さんが慌ててふき取るところでしょうが、掃除は掃除婦と徹底しているブラジル、店員さんはそ知らぬ顔。
こういうのってどうなの~?

最後に街の人に、公共の交通機関に動物を連れて行くことについてインタビューを受けた女性の言葉。

「どんな場合に連れて行くにしても、「常識」を持つことが大切なのでは?」

本当に、そのとおり!

コメント (6)
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