peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヘメロカリス「スイート・ハーモニー」

2009年07月29日 | Weblog
一関市青葉町のヘメロカリス「スイート・ハーモニー」
 2009年7月21日



2009年7月21日(火)、一関市立山目公民館(一関市青葉町2丁目1-5)
から50mと離れていない民家(青葉町1丁目)の庭で、「スイート・ハーモニー」
(Sweet Harmony)
という名のヘメロカリスが花を咲かせていました。
良く似た「帝(みかど)cv.Mikado」という名のヘメロカリスもありますので、
そちらの可能性もあります。



ヘメロカリス「スイート・ハーモニー」
ユリ科 ヘメロカリス(ワスレグサ)属
Hemerocallis cv.Sweet Harmony
ヘメロカリス(ワスレグサ)属 Hemerocallis
ロシア東部の暖帯から温帯に15種ほど分布する耐寒性の多年草。
別名:キスゲ属。根は繊維状か一部が肥厚する。
葉は線形で多くは根生し、葉柄がない。花被片は6、下部は合生
する。子房上位。花期、開花時刻、根の肥厚の有無、花柄や花
茎の長短、常緑性、苞の長短などで互いに区別されるが、生育時
は難しい。花は黄から赤褐色。
ヘメロカリス Hemerocallis cvs.第二次大戦後、アメリカで育種が
行われ、白に近いものから黄、桃、橙、紅紫などの花色、大・小輪、
一重・八重、花被縁の波状など変化に富む品種が作出されてい
る。スイート・ハーモニー cv.Sweet Harmonyは大輪種。(以下省略)
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑 園芸植物」より]

ユリ(百合)「カサブランカ」

2009年07月29日 | Weblog
一関市田村町のユリ(百合)「カサブランカ」
 2009年7月21日



2009年7月21日(火)、一関市田村町2-14にある日本基督教団一関教会
のすぐ隣の民家の庭に植えられたオリエンタルハイブリッドの銘花
・カサブランカ
が、純白大輪の花を咲かせていました。

一関市東山町のユリ(百合)「カサブランカ」 2009年7月20日

2009年7月20日(月)、一関市東山町長坂字東本町12にある
一関市立長坂小学校の校舎北側の南磐井里に属すると思われる
すぐ近くの農家の庭に植えられたユリ(百合)「カサブランカ」
が花を咲かせていました。


ユリ「カサブランカ」ユリ科 ユリ(リリウム)属Lilium 'Casa Blanca'
英国王立園芸協会によるユリ園芸品種の登録分類の第7群(Division7)
は、ヤマユリ、カノコユリ、ササユリ、ヒメサユリなど極東のユリを
もとに育成された交配種及びこれらとキカノコユリとの交配によって
育成された品種ですが、オリエンタルハイブリッド系と呼ばれています。

カサブランカ(Casa Blanca)は、誰でも知っているオリエンタルハイブリッド
の銘花です。純白大輪で、花の大きさは径20㎝以上になる大型の品種。
栽培もし易く、切り花としても庭植えとしても適しています。

オリエンタル系の品種では最も丈夫で、カノコユリの強健さを強く受
け継いでいると思われます。草姿、性状からは、カノコユリとサクユリ
だけが交配に係わったものと推測されます。

ニュージーランドで育種された品種ですが、オランダのフレッター&
デハーン社で大量に増殖され世界中に広がりました。もともと庭植え
用に改良された品種であるため、暖地で庭植えしても球根を数年は維
持できる数少ないオリエンタルハイブリッドです。

花が横向きに咲くため、切り花栽培で密植しにくいこと、植え付け
から開花までの日数が長いため、切り花栽培でのシェアは低下して
きています。
[栃の葉書房発行「ゆりを楽しむ」(監修:竹田 義)より]
[管理]暑さにやや弱く西日を嫌うので、夏はできるだけ風通しのよい
半日陰の涼しい戸外に置く。鉢土の過湿が苦手だが、真夏は鉢土を乾
燥させ過ぎないように注意して水遣りする。