peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

クジャクサボテン(孔雀仙人掌)

2009年07月21日 | Weblog
一関市青葉町のクジャクサボテン(孔雀仙人掌)
 2009年7月21日




2009年7月21日(火)、一関市青葉町にある山目公民館から50mほど
離れた民家の軒下で、鉢植えのクジャクサボテン(孔雀仙人掌)が花を
咲かせていました。


クジャクサボテン(孔雀仙人掌)
サボテン科 エピフィルム(クジャクサボテン)属
Epiphyllum cvs.(Disocactus ×hybridus)
中南米のジャングルに自生する多年草。森林性のサボテンが複雑に
交配されて生まれた園芸品種群。茎が扁平で葉状となる。多くは着生。
月下美人(エピフィルム・オクシペタルム Epiphyllum oxypetalum)とは
近縁だが、豪華な花から繊細な花まである。花色も赤、桃、橙、黄、
白やそれらの複色など豊富で、サボテン特有のキラキラした光沢が
ある。
洋ランのような豪華な花を咲かせるので、英名をオーキッドカクタス
(ランのようなサボテン)という。
花期:品種によって異なるが、春(5~6月)咲き品種が多く、花に芳
香のある品種もある。草丈は20㎝~2m。花径は5~30㎝。花は2~3日
咲き続ける。シンデレラ、楊貴妃cv.Yang-gui-feiなどが有名。


[管理]生長期は水と肥料を充分に与える。耐寒性は強いが、冬は5~8
℃以上に保つ。花どきの鉢は温度差が少なく、直射日光や風に当たら
ない場所で管理する。夏は半日陰にし、後は直射日光に当てる。長さ
15~20㎝の葉状の茎を挿し木して殖やす。

グロリオサ(Gloriosa)/キツネユリ(狐百合)

2009年07月21日 | Weblog
一関市東山町のグロリオサ(Gloriosa)
/キツネユリ(狐百合) 2009年7月20日





2009年7月20日(月)、JR大船渡線柴宿駅に近い一関市東山町長坂
字柴宿/久保にある「柴宿団地」と呼ばれている住宅団地には、
250戸ほどの民家がありますが、線路に近い所の民家の畑花壇で
グロリオサ(キツネユリ)が沢山花を咲かせていました。







画像のグロリオサは、「ロスチャイルディアナ Gloriosa superba cv.Rothschildiana」
グロリオサ(キツネユリ)属 Gloriosaアフリカ及び熱帯アジアに5種ほど
分布する半つる性球根植物。葉の先が巻きひげになる。
グロリオサ Gloriosa superba茎は細長く半蔓性で、葉は対生または
3輪生で、無柄、先端は尾状で巻きひげとなる。この巻きひげと細い
つる状の茎で、外の物に絡みつきながら伸びていく。花は上部の葉腋
の長花柄に単生し、赤、赤紫、黄色。6枚の花被片は反転し、花柱は
長く直角に曲がり、柱頭は3裂する。切花、鉢物にロスチャイルディアナ
が最も良く利用されている。代表種のロスチャイルディアナはウガンダの原
産。花は直径約10㎝と大輪で濃赤に黄色覆輪の複色。波打つような花
弁が強く反り返った独特の形の花を咲かせる。
また、黄色花で花立ちのよいルテア Gloriosa superba cv.Lutea
多くの園芸品種が栽培される。ルテアは縮れた花弁が淡黄から
朱赤に変化する。和名:キツネユリ(狐百合)、別名:グローリーリリー
花期:6~8月。
[栽培]球根は秋に掘り上げ、春に排水の良い有機質に富む場所に植え
る。塊茎の先端に芽があり、地温が10℃以上になれば植えてよい。
繁殖は新球による増加と実生による。