peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヘラオオバコ(箆大葉子) 2009年6月27日

2009年07月05日 | Weblog
史跡胆沢城跡のヘラオオバコ(箆大葉子)
2009年6月27日









2009年6月27日(土)、奥州市水沢区佐倉河にある史跡胆沢城跡
「史跡胆沢城跡ウオッチング いさわのまほろば 胆沢城を歩く
という催事がありました。これに妻と2人で参加したのですが、道の
脇などに群生したヘラオオバコ(箆大葉子)が花を咲かせていました。






ヘラオオバコ(箆大葉子)オオバコ科 オオバコ属
Plantago lanceolata 帰化植物
ヨーロッパ原産の1年草で、アジア各地をはじめ、北アメリカにも
帰化しているとのこと。日本には江戸時代末期に渡来したといわれ
ている。今では全国に広がっており、道端や荒れ地でよく見られる。

葉は長さ10~30㎝で細長く、へら(箆)形で全て根生する。和名
は、このへら(箆)形の葉に由来する。

6~8月、葉の間から蕾をつけたまま花茎を伸ばし、高さ20~80㎝と
なり、先端に小さな花を穂状に多数つける。花穂は長さ2~8㎝の円
柱形で、花は下から順々に咲き上がって行く。花の外に長く突き出
た雄しべがよく目立つ。