peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ハンゲショウ(半夏生)

2009年07月17日 | Weblog
一関市山目のハンゲショウ(半夏生) 2009年6月28日



2009年6月28日(日)、一関市山目寺前地区のダルマ一関店&ダイ
ソー一関インター店の駐車場に車を置いて、国道342号線を越えて
五代川の方に行ってみました。五代川に注ぐ小川の岸辺につくられた花壇
ハンゲショウ(半夏生)が花(蕾)をつけていました。



ハンゲショウ(半夏生)ドクダミ科 ハンゲショウ属
Saururus chinensis
水辺や湿地に生える多年草で、高さは60~100㎝。全体に臭気がある。
和名は、夏至から11日目の半夏生(7月初旬)の頃に白い花を咲かせる
ことによる。 また、長卵形の葉が、上部のものは基部から半分ほど白
くなるため、「半化粧」の意味もあるとされる。別名:カタシログサ(片白草)、
サンパクソウ(三白草)
。葉は互生し、長さ5~15㎝の卵形。
花が終わると再び淡緑色になる。
6~8月、枝先に細長い花穂(かすい)を伸ばし、ごく小さな花をつけ
る。花色は白。いわゆる裸花で、花弁も萼片もない。花穂は初めは下
向きだが、開花期には直立する。分布:本州~沖縄。

ルドベキア「フルギダ・スリバンティー」/マツカサギク(松笠菊)

2009年07月17日 | Weblog
ルドベキア「フルギダ・スリバンティー」
2009年7月6日




2009年7月6日(月)、一関市山目の五代川が国道342号線の下に潜り
込む所でルドベキア「フルギダ・スリバンティー」が花を咲かせ
ていました。





ルドベキア「フルギダ・スリバンティー」/マツカサギク(松笠菊)
キク科 ルドベキア(オオハンゴンソウ)属
Rudbeckia fulgida var.sullivantii
ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 Rudbeckiaの仲間は属の学名そのままに
ルドベキアと呼ばれている。明治時代以降に日本に入り、庭で栽培さ
れてきたが、現在では各地に野生化している。
アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)R.hirtaは、草丈30~90㎝ほどの多年草
で、一度植えると種子がこぼれて自然に育つようになる。こぼれ種子から育つ株
には一重のほか、八重咲きの花も出る。茎や葉にざらついた毛が生える。
葉はやや長めのヘラ形。花は6月から秋にかけて咲く。頭花は直径約5㎝。
外側に黄色で基部が赤褐色の舌状花が10数個の並び、中心に黒っぽい筒
状化が集まる。舌状花の数が増えた万重咲きのものはマツカサギク(松
笠菊)
と呼ばれている。
園芸品種にインディアン・サマーcv.Indian Summerなどがある。
英名をブラックアイドスーザン(黒い目のスーザン)という1年草の
ヒルタ R.hirta
がよく知られる。

この「ルドベキア・ヒルタ」の品種改良の結果できたのがグロリオサ・デージー
と呼ばれる品種。高さは1mほどになり、頭花も大きく直径20㎝くらい
ある。八重咲きのものもある。花の色は黄色~橙色。舌状花の基部に
褐色の斑紋が入った蛇の目咲きが多く、全体に渋い色彩が好まれ、
一時はずいぶん広まったとのこと。
フルギダ・スリバンティー R.fulgida var.sullivantii:草丈60~100㎝ほどで
舌状花は橙黄色の基部に赤褐色の斑紋が入った蛇の目咲き、筒状化は紫
褐色。花弁が水平か反り気味に開き、花が終わると中心部が盛り上がっ
てマツカサ状になる。花期:6~11月。 用途:庭植え、鉢植え、切花。

エキナセア/ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)

2009年07月17日 | Weblog
一関市山目のエキナセア
/ムラサキバレンギク(紫馬簾菊) 2009年7月6日




2009年7月6日(月)、一関市山目の国道342号線から少し入った五代川
沿いにある民家の庭でエキナセアが花を咲かせていました。




エキナセア/ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)
キク科 エキナセア属 Echinacea purpurea
(Echinaceaは「エキナケア」とも表記される。)
北アメリカ東部~中部原産の耐寒性多年草で、草丈60~100㎝に
なる。茎は中ほどでよく分枝し、先端に直径10㎝の頭花を1個つ
ける。花は花びら状の紅紫色の舌状花と中心部の針山のように盛
り上がった紫褐色の筒状花からなり、舌状花は満開になると垂れ
下がる。垂れ下がった花の形状が、纏(まとい)の周りについて
いる飾り物の馬簾(ばれん)に似ているのでムラサキバレンギク
和名がある。
筒状花が淡黄色で、舌状花が乳白色のホワイト・ラスターcv.
White Lustre
などの品種も育成されている。
[栽培]庭植えには、日当たりと水はけのよい場所を選んで植えつけ
る。鉢植えは風通しと日当たりのよい戸外に置き、多湿を嫌うので
鉢土が乾いてから水やりする。6~7月に播種すれば翌春開花する。

エキナセア属Echinacea北アメリカに9種分布する多年草。属名は
「ハリネズミ」の意で、花床にかたい刺状の鱗片があることに
ちなむ。