一関市千厩町のテッポウユリ(鉄砲百合)
2009年7月23日
2009年7月23日(木)、一関市千厩町磐清水地区の国道284号線沿いに
ある民家の花壇に植えられたテッポウユリ(鉄砲百合)の園芸品種
と思われるユリ(百合)が沢山花を咲かせていました。この広い道路は
JR大船渡線(千厩~摺沢)と平行していて、向い側に千厩生コンの
工場が見える所です。
テッポウユリ(鉄砲百合)ユリ科 ユリ(リリウム)属
Lilium longiflorum cv.?
ユリの園芸分類:イギリスの王立園芸協会により、野生種と交雑品種を含めて9
グループに園芸分類が行われている。協会に登録された種、品種は1982
年第3編としてまとめ、以降は補遺が発行されている。
テッポウユリ、タカサゴユリなどの交雑種、シンテッポウユリは第5群 ロンギフロ
ーラム・ハイブリッドに入るようです。
主なものにテッポウユリ「長太郎」cv.Choutarou、
テッポウユリ「日の本」cv.Hinomoto、
テッポウユリ「ロメロ・スター」cv.Romero Starがある。
テッポウユリ(鉄砲百合) Lilium Longiflorum
屋久島から南の琉球の島々にのみ見られ、台湾や尖閣列島にも自生
する。日当たりを好み、自生地では主に海岸に近い所に生育している。
背の高いクサトベラの群落の中などによく見られ、他の植物が生育で
きないような岩場の窪みなどにも生育します。切り花として大量の需
要があり、広く栽培されてきたので、今では周辺の島や九州、四国の
一部で野生化しているとのこと。
和名の「鉄砲百合」は長い花筒の形状に由来し、学名も長い花の意
味。草丈60~80㎝で茎は緑ないし褐色で、青軸、黒軸と呼ばれ、黒
軸には濃淡がある。直立する。葉は広披針形で、長さ12~15㎝、幅1
~1.5㎝の無柄の葉を70~90枚螺旋状につける。
花は長さ13~18㎝で純白、芳香がある。花筒の先がラッパ状に反捲し、
普通3~6輪を横向きまたはやや下向きに咲かせる。花粉色は黄色。
球根は黄白色、球形で直径5~7㎝になる。切花や販売球根用に栽培さ
れているのは、ほとんどが日の本(ひのもと)という品種で、屋
久島で見つけられた個体を増殖したもので、純白の花が美しいだけで
なく、青軸で葉とのバランスがよく草姿が整っているユリである。
純白色の花が特色で、かつてはイースターになくてはならぬユリとし
て、欧米へ大量の球根が輸出されたという。
様々な系統や品種があるが、現在の品種には、新テッポウユリをは
じめ、タカサゴユリとの交配によってつくられたものが多い。
台湾原産で種子を秋に播いて翌年の夏から秋に咲く白花筒咲きのタカサゴユリ
L.formosanumの特性と、テッポウユリの草姿をもつユリが、
両種の交雑後代から育成されたシンテッポウユリ L.×formolongiで、
夏から秋の切花として栽培されている。
[栽培]繁殖は鱗片繁殖、木子による。[花期]沖縄で3月下順、東京で6
月に咲く。
[栃の葉書房発行「ゆりを楽しむ」(監修:竹田 義)外より]
2009年7月23日
2009年7月23日(木)、一関市千厩町磐清水地区の国道284号線沿いに
ある民家の花壇に植えられたテッポウユリ(鉄砲百合)の園芸品種
と思われるユリ(百合)が沢山花を咲かせていました。この広い道路は
JR大船渡線(千厩~摺沢)と平行していて、向い側に千厩生コンの
工場が見える所です。
テッポウユリ(鉄砲百合)ユリ科 ユリ(リリウム)属
Lilium longiflorum cv.?
ユリの園芸分類:イギリスの王立園芸協会により、野生種と交雑品種を含めて9
グループに園芸分類が行われている。協会に登録された種、品種は1982
年第3編としてまとめ、以降は補遺が発行されている。
テッポウユリ、タカサゴユリなどの交雑種、シンテッポウユリは第5群 ロンギフロ
ーラム・ハイブリッドに入るようです。
主なものにテッポウユリ「長太郎」cv.Choutarou、
テッポウユリ「日の本」cv.Hinomoto、
テッポウユリ「ロメロ・スター」cv.Romero Starがある。
テッポウユリ(鉄砲百合) Lilium Longiflorum
屋久島から南の琉球の島々にのみ見られ、台湾や尖閣列島にも自生
する。日当たりを好み、自生地では主に海岸に近い所に生育している。
背の高いクサトベラの群落の中などによく見られ、他の植物が生育で
きないような岩場の窪みなどにも生育します。切り花として大量の需
要があり、広く栽培されてきたので、今では周辺の島や九州、四国の
一部で野生化しているとのこと。
和名の「鉄砲百合」は長い花筒の形状に由来し、学名も長い花の意
味。草丈60~80㎝で茎は緑ないし褐色で、青軸、黒軸と呼ばれ、黒
軸には濃淡がある。直立する。葉は広披針形で、長さ12~15㎝、幅1
~1.5㎝の無柄の葉を70~90枚螺旋状につける。
花は長さ13~18㎝で純白、芳香がある。花筒の先がラッパ状に反捲し、
普通3~6輪を横向きまたはやや下向きに咲かせる。花粉色は黄色。
球根は黄白色、球形で直径5~7㎝になる。切花や販売球根用に栽培さ
れているのは、ほとんどが日の本(ひのもと)という品種で、屋
久島で見つけられた個体を増殖したもので、純白の花が美しいだけで
なく、青軸で葉とのバランスがよく草姿が整っているユリである。
純白色の花が特色で、かつてはイースターになくてはならぬユリとし
て、欧米へ大量の球根が輸出されたという。
様々な系統や品種があるが、現在の品種には、新テッポウユリをは
じめ、タカサゴユリとの交配によってつくられたものが多い。
台湾原産で種子を秋に播いて翌年の夏から秋に咲く白花筒咲きのタカサゴユリ
L.formosanumの特性と、テッポウユリの草姿をもつユリが、
両種の交雑後代から育成されたシンテッポウユリ L.×formolongiで、
夏から秋の切花として栽培されている。
[栽培]繁殖は鱗片繁殖、木子による。[花期]沖縄で3月下順、東京で6
月に咲く。
[栃の葉書房発行「ゆりを楽しむ」(監修:竹田 義)外より]