史跡胆沢城跡のトウグミ(唐茱萸)
/ツクシグミ 2009年6月27日
2009年6月27日(土)、午前10時30分~正午の予定で行なわれた
「史跡胆沢城跡ウオッチング・いさわのまほろば 胆沢城を歩く」
の⑥鎮守府八幡宮の赤鳥居~⑦三代清水⑧追分石を歩いた。
追分石(おいわけいし)は、胆沢城の築地跡を街道として使っていた
ころの道しるべだという。「右ハ八まん・左ハか祢(ね)がさ紀(き)と刻
されています。
この追分石があるすぐそばの農家の庭に、トウグミ(唐茱萸)と思われる
樹木が、真っ赤に熟した実を沢山つけていました。
トウグミ(唐茱萸)グミ科 グミ(エレアグヌス)属
Elaeagnus multiflora var.hortensis 別名:ツクシグミ。
山野に生える落葉低木で高さは2~4mになる。樹皮は黒褐色、
よく分枝し、本年枝には褐色~赤褐色の鱗状毛が密生する。
真っ赤な実がきれいなので、庭木にもよく植えられている。
葉は互生し、長さ4~10㎝、幅1~3㎝の楕円形~長楕円形で、
表面には、鱗片がなく、はじめ星状毛があるが後で落ちる。
裏面には白色や褐色の鱗片がある。葉縁は無縁。
4~5月、葉腋に花柄を出して淡黄褐色の花を1~3個垂れ下げる。
花の萼筒は円筒形、下部は子房のあるところでくびれる。
果実は偽果でナツグミよりやや大きく長さ1.5~2㎝の長楕円形、
6~7月頃赤く熟す(熟した偽果)。中には長さ約1㎝の種子がある。
ナツグミとトウグミの違いは、ナツグミは葉の表面に鱗状毛があり、
トウグミは、葉の表面に星状毛があることで区別するとのこと。
なお、和名の「唐茱萸」の「唐」は、外来種と考えられていたた
めについたとのこと。
このトウグミの実よりもさらに大きくて長さ1.5~2.5㎝もあるダイオウ
グミ(ビックリグミ) cv.Giganteaもある。
実は渋味があるが食べられる。また、たわわに成るのでグミ酒に
することもできる。
分布:北海道(渡島半島)、本州、四国。
/ツクシグミ 2009年6月27日
2009年6月27日(土)、午前10時30分~正午の予定で行なわれた
「史跡胆沢城跡ウオッチング・いさわのまほろば 胆沢城を歩く」
の⑥鎮守府八幡宮の赤鳥居~⑦三代清水⑧追分石を歩いた。
追分石(おいわけいし)は、胆沢城の築地跡を街道として使っていた
ころの道しるべだという。「右ハ八まん・左ハか祢(ね)がさ紀(き)と刻
されています。
この追分石があるすぐそばの農家の庭に、トウグミ(唐茱萸)と思われる
樹木が、真っ赤に熟した実を沢山つけていました。
トウグミ(唐茱萸)グミ科 グミ(エレアグヌス)属
Elaeagnus multiflora var.hortensis 別名:ツクシグミ。
山野に生える落葉低木で高さは2~4mになる。樹皮は黒褐色、
よく分枝し、本年枝には褐色~赤褐色の鱗状毛が密生する。
真っ赤な実がきれいなので、庭木にもよく植えられている。
葉は互生し、長さ4~10㎝、幅1~3㎝の楕円形~長楕円形で、
表面には、鱗片がなく、はじめ星状毛があるが後で落ちる。
裏面には白色や褐色の鱗片がある。葉縁は無縁。
4~5月、葉腋に花柄を出して淡黄褐色の花を1~3個垂れ下げる。
花の萼筒は円筒形、下部は子房のあるところでくびれる。
果実は偽果でナツグミよりやや大きく長さ1.5~2㎝の長楕円形、
6~7月頃赤く熟す(熟した偽果)。中には長さ約1㎝の種子がある。
ナツグミとトウグミの違いは、ナツグミは葉の表面に鱗状毛があり、
トウグミは、葉の表面に星状毛があることで区別するとのこと。
なお、和名の「唐茱萸」の「唐」は、外来種と考えられていたた
めについたとのこと。
このトウグミの実よりもさらに大きくて長さ1.5~2.5㎝もあるダイオウ
グミ(ビックリグミ) cv.Giganteaもある。
実は渋味があるが食べられる。また、たわわに成るのでグミ酒に
することもできる。
分布:北海道(渡島半島)、本州、四国。