北米映画興行収入=「インセプション」が3週連続で首位
映画スタジオの推計に基づく7月30日―8月1日の北米映画興行収入ランキングは、渡辺謙が出演する「インセプション」が、2750万ドル(約24億円)で3週連続の首位に立った。
累積興行収入は総額1億9330万ドルで、配給元のワーナー・ブラザーズは最終的に3億ドルの大台を突破すると見込んでいる。
初登場となったスティーブ・カレル主演のコメディー映画「Dinner for Schmucks(原題)」は、2330万ドルを記録して2位スタート。製作費6300万ドルの同作品は、カレルが主演した前作のアクション映画「Date Night」の公開週末興収にはわずかに及ばなかったが、配給元バイアコムは「手堅い」滑り出しだとしている。
このほかの初登場ではSFコメディ「キャッツ&ドッグス」の続編「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」(日本公開は8月21日)が1250万ドルで5位にランクイン。ザック・エフロン主演のメロドラマ「Charlie St.Cloud」が1210万ドルで6位に入った。
2. 北米映画興行収入トップ10
映画スタジオの推計に基づきロイターが1日にまとめた7月30─8月1日の映画の北米興行収入トップ10(推定値)。題名
は原題。カッコ内は前週の順位。*は初公開。
順位 興行収入
1 (1) Inception .................... 2750万ドル
2 (*) Dinner For Schmucks .......... 2330万ドル
3 (2) Salt ......................... 1930万ドル
4 (3) Despicable Me ................ 1540万ドル
5 (*) Cats & Dogs .................. 1250万ドル
6 (*) Charlie St. Cloud ............ 1210万ドル
7 (5) Toy Story 3 .................. 500万ドル
8 (7) Grown Ups .................... 450万ドル
9 (4) The Sorcerer's Apprentice .... 430万ドル
10 (8) The Twilight Saga: Eclipse ... 400万ドル
[ロサンゼルス 1日 ロイター]
3. Wall Street Journalより Plot Change: Foreign Forces Transform Hollywood Films
○ ハリウッド離れ 米国内映画興行低迷
○ ハリウッド映画の新たなチャレンジ 海外への戦略転換
● 国内 5億ドルーー6億ドル
● 国外 10億ドル ⇒ 18億ドルへ
○ 中国今年前半 ↑ 86 % 今後5年内 35,000館オープン
○ 今後 ハリウッド映画・最大市場は中国
○ 映画製作の舞台も アメリカ以外に設定 アジア系俳優 理解しにくいアメリカジョークの排除など