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音楽ソフト、4%減の1582億円 09年上期、2年連続マイナス

2010-07-16 15:29:03 | エンターティメント情報
音楽ソフト、4%減の1582億円 09年上期、2年連続マイナス


 音楽市場調査会社のオリコンが15日発表した2010年上期の音楽ソフトの市場規模は、前年同期比4.4%減の1582億6000万円と上期として2年連続で減少した。減少率は前年同期の15.1%減からは大幅に縮小した。
 調査対象期間は09年12月28日~10年6月27日。内訳は、シングルが5.9%減の235億円、アルバムは10.3%減の1030億円だった。一方、音楽DVDは22.9%増の316億円となり、上期としては過去最高を記録し、減少率の縮小bに貢献した。
 ジャンル別でみると、市場の約7割を占める「J-POP」が1.8%減の1100億円と微減を確保し、前年の19.6%減から改善した。オリコンでは「J-POPにも下げ止まりの兆しが見え始めた」とみている。
 メーカー(発売元)別では、ソニー・ミュージックエンタテインメントが8・5%減の292億円、エイベックス・グループ・ホールディングスが3・2%増の234億円、ユニバーサルミュージックが22・0%減の172億円で、上位3社の顔ぶれは変わらなかった。
 音楽ソフト市場は、楽曲をネット経由でダウンロードできる配信サービスの普及で急速に経営環境が悪化。音楽ソフト販売大手のHMVジャパンが、旗艦店の「HMV渋谷」を8月中旬で閉店するなど縮小が続いてる。
 オリコンでは、「レンタルを併設している店が落ち込みを見せる一方で、インターネット通販などのeコマース市場や販売専門店などが健闘した」(オリコン)としている。
 下期は年末商戦時期にヒットの見込める商品の発売が見込まれており、反転が期待されている。


2. NY貿易センター跡地から船出土、200年前のものか


 米ニューヨークにある世界貿易センター(WTC)跡の再開発エリアで、数世紀前の腐敗した船が出土したことが分かった。マンハッタンの歴史を垣間見ることができるとして、考古学者らの注目を集めている。
 考古学者マイケル・パッパラード氏の説明によると、マンハッタン南部には、2001年9月11日の米同時多発攻撃で崩壊したツインタワーがあった場所を含め、急発展に伴いハドソン川をごみやがれきなどで埋め立てた地域もあるという。
 13日に見つかった船は、長さは約9.7メートル。パッパラード氏は、少なくとも200年前のものである可能性が高いと話している。


3. NTT、英情報システム大手「ディメンション・データ」買収へ


 NTTは15日、英情報システム大手、ディメンション・データを買収すると発表した。
 南アフリカなど49か国に拠点を持つディメンションの買収で、南米や中東などの成長市場で、システム事業の世界展開を加速させる。
 NTTはTOB(株式公開買い付け)で、90%以上の株式取得を目指しており、買収費用は最大2860億円となる見込みだ。ディメンションはTOBに賛同しており、買収は10月に完了する予定だ。
 この買収で、NTTの海外売上高は、単純合算で2・4倍の69億ドル(約6100億円)となる見込みだ。
 ディメンションは、法人向けのIT(情報技術)システム構築や保守事業を手がけ、約6000社の顧客を抱える。NTTは、子会社のNTTデータやNTTコミュニケーションズを通じ、欧米やアジアでシステム事業を展開しており、新たにディメンションを持ち株会社傘下に収めることで、同社のブランドも活用した顧客基盤の拡大を図る