"滑らないソール"…..解釈の仕様によってはその authority というべき、、、「スペリーソール」。
ポール・スペリー(ヨットが好きだった)という人物が、湖面の凍った湖(?)の氷上を滑ることなくはしゃぎまくって、もう盛り上がり過ぎてはしゃぐことを止めずどんなに「骨っこ」(犬用お菓子)を見せて誘導招請しても帰宅の気配すら見せない愛犬を見てズビビっときて「滑らない靴」の開発と「犬のしつけは後になればなるほど難しいこと」について深く考えるようになったんだとか。。。。
ちなみにこの愛犬の名前は Pooper でした(これは嘘)。
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スペリー氏、名前だけみると非常に滑りやすそうですが、この御仁が1935年、「デッキシューズ」の代名詞となる SPERRY TOP-SIDER(トップサイダー)を創業したのです。
当時から事故が絶えず、滑落しやすい船の甲板上の安全の為に。
セイラーの頼もしい味方。
いうまでもなくデッキシューズとしての用途ではなくとも、僕の身の周りにもトップサイダーは当然に存在していました。大学時代こればかりよく履いている友人もいましたし( NIKE やコンバースが全盛だった周囲の狭い世界に於いてはチャーチとトリッカーズを履く僕とトップサイダー派の彼は足元の様相に関しては異端児だったのです)。
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自分で履こうとやっと購入したのが一昨年頃だったでしょうか。
OXFORD というスマートなタイプでアッパー素材は 60/40(ロクヨン)クロス。
最近常套句化しているのですが "褪せた" ライトブルー、クラシカルなロクヨンの素材感と相まって雰囲気抜群だと感じました。
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といっても履いたのは昨年でしたか、たしか下田の温泉にいった際とか数回程度。
この春以降はデッキシューズのように軽やかに楽しめる履き物として エスパドリーユ(エスパドリュー)に面白いものがたくさん出てきそうですね。
比較的早い時期からクロップドやショーツが登場してきそうなこともあり、エスパドリーユも気になりますがとりあえず僕の構想ではこのトップサイダーの登用機会を増やすことを考えています。 m's braque のジャケットにも肩肘張らず合わせてみたく。
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冒頭スペリー氏の犬のエピソードは、僕の実家に長く居て、風防力学的に理想的な形状(新幹線のよう)で庭を疾走し、たびたび家を脱走、帰還を繰り返した白く細い愛犬のことを想い出させます。たしかに滑り知らずでコーナーのターンが見事だった。
ちなみにトップサイダーのアウトソールに犬足の肉球感は実際感じられません。
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