my static spiral

日々のこと、ファッション、好きなもの、そして靴たち..

Trollveggen

2014年03月23日 | その他のもの




 "最も困難な状況"というのは僕の場合、氷雪に覆われた冬の山嶺よりもコンクリートに覆われた堅い構造物のなかで直面することが大抵ですが、ひとつ心強い味方を得ました。刃物だって通しません。



 今回は"最も困難な状況"のためにつくられた道具のひとつについて。





 先々月あたりに大学時代の友達(僕より遥かに山が好きで詳しい)とかなり久々に集まって、皆それぞれ多忙なようですが今年はもっと精力的に、しっかり登るぞ、動こうと。



 日本紳士たるもの(?)徒に街なかにあって小綺麗な恰好で安穏と過ごし、舗装路を徘徊するか楽に車移動ばかりでは本来開かれる人間性も未開に終る、雄大な自然に身を置き、ときに切所で肉体を活動させなければ折角のこの四肢五体、勿体なくて話にならないと仕事が忙しい所為でモヤモヤ屈折しながら思っていた矢先だったこともあり、僕も参画することにしました。(そこまでは思ってなかった)




 



 

 





 




 (で、何故すぐ『何か』を探しはじめるのか..)




 "NORRØNA"(ノローナ)。ノルウェーのアルパイン・アウトドアメーカー。我が国ではどちらかといえば「知るひとぞ知る」..本格展開の始まった昨年あたりから知名度が高まっていますがそもそも80年以上(創業1929年)と、歴史あるメーカーなのだそうです。



 表題の Trollveggen(トロールヴェゲン)というのは「ノローナ」製品のなかでも最高峰のマウンテニアリング専用プロダクツで構成、カテゴライズされるシリーズの名称です。 



 ※「トロールヴェゲン」は「トロールの壁」を意味します。ノルウェーにある標高差1000メートル・世界有数の難関とされるヨーロッパでは最も急峻な垂壁の通称です。1980年にこの垂壁の冬期登攀をついに達成した3名のクライマーたちが着用していたのが当時ノローナ社がヨーロッパで最初に製作した GORE-TEX シェルジャケットであり、それを原形に進化を続ける同メーカーのハイエンドラインには栄光の "Trollveggen" の名が与えられ現在に至ります。




 History of Trollveggen - Europe's tallest vertical rock wall

 



 何を間違ったか、いや間違いではないが過分な迄に「本気な」道具を選んでしまったようです。




 ..ディテールについて ..うまい手がある。ノローナ公式の解説動画がありますので、下手に修辞を駆使することもありません。(なにしろ僕はまだ山で使っていませんので..)




 trollveggen Gore-Tex Pro Jacket (M)





 Norrona - OutDoor 2013: Trollveggen Goretex Pro Jacket






 自由が丘に輸入代理店の直営店があるのですが店舗スタッフの方の丁寧な説明を受けながらも頭のなかはまだまだ検討段階。よく考えてみます、と帰り際.. NORRØNA MAGAZINE という冊子を頂いたのです。エンパシーを引き出されるというか、非常によく出来ていて家で読み込むうちにここのジャケットを購入することで迷いはなくなりました。(世には他にも様々な優れたアルパインジャケットがありますね)



 (少しだけ、冊子の一端を)



 




 

 (僕が購入したのがこのジャケットの黒です)



 




  



 
 




 




 

 (アークテリクスのホワイトラインと最後まで迷いました)




 



 100%完全防水、最高度の耐久性、安全性、携帯性を保証するプロシェル。防水ジップは YKK のすごく重くて堅いやつ..




 (同様のハードシェル系でいうと ISAORA はサイズ感はじめほぼ街用という感覚です)




 

 このジャラジャラとたくさんついているタグをとめている「輪」がなんの為か金属のネジ式になっていて些細ながらこんなの初めて見ました。槍穂高稜線上を風速20メートル以上の風を受けて縦走中でもたしかにこれならジャラジャラタグも飛んでいくまい。。



 
 
 




 




 
  
 (レインコートとして一度だけ試用..)
 
 




 次の本格的な冬の到来まで、春というのはやや緩やかな「冬山」を楽しむ演習としては最適な季節。まずは中央アルプス方面からと予定しています。各種山道具を引っ張り出してあらためてじっくり整備し直そう。





  





 ただ、道具に「依存」して危地に臨んでも我が身を待つのは破滅のみでしょう。 何よりしっかり準備、体力作りからですね。





 



 (錯覚で『のろーま』と呼ぶひとがいるという..)






 そういえば、ご無沙汰してしまいました。。





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白いままで..

2014年02月25日 | フットボール(蹴球)



 ..よかったんだよ。(やさしげに)




 (※日本代表、ワールドカップ2014ブラジル大会で使用するアウェイ用新型ユニフォームを発表)




 アウェイ用って、思っている以上に着用機会多いでしょうから。。( 3rd か 4th 用ならいいのに )





 ギリシア戦で出てきそうな気がします。






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"Tradition"

2014年02月24日 | その他のもの





 平成史上に曰く "加藤の乱" が勃発したのは2000年初冬。今話題の人物でもある自民党の森氏にも深く関連した政局の一事であったが僕はこの「加藤の乱」という響きを思い出すとなぜか奇妙な笑いがこぼれるのを抑えることが出来ない。(さすがに最近は出来ますが)


 谷垣氏のことについては..まあ触れずにおこうか。


 【補足】:「加藤の乱(かとうのらん)は、2000年11月に第2次森内閣打倒を目指して与党・自由民主党の加藤紘一・山崎拓らが起こした一連の倒閣運動。いわゆる森おろしである。( wikipedia より)」




 時を経て "第二次加藤の乱" は2013年。女優・加藤あい(敬称略)が或る「男性」(それぁそうだろう)との結婚を発表したことにより巷間一部人心に擾乱の生じたるを以てこの事象もまた特記されるべきものであろう。



 (..別に「乱」ではないと思う)
 


 そういえば昨年、秘かにがっかりした(いや、祝事です)のがそういう出来事でしたがさあ今年2014年はどんながっかりすることが起こるんでしょうね..!





 平成史についてのそれはいいとして。小さくても楽しみなこと。FRANK LEDER(フランクリーダー)の S/S デリバリーが始まりました。



 



 また別モノのレーベルという扱いですが、手に入れたものがあります。



 


 "Tradition Pflegeserie" by FRANK LEDER



リーダーさん渾身のコスメニティラインです。非常にストイックな人物像が想像され個人的に気が合うかどうかは別として、作り出すもののクオリティにはジャンルを問わず格別な信頼を感じてしまうトラップ。「渾身」で恐らく間違いないでしょう。



 6種類ほどあるようです。シャンプー、バスオイル、シャワージェル、ハンドローション..など。



 


 (※参考画像:右記サイトより拝借。 http://mdc-cosmetic.de/info/Frank-Leder.html



 



 さきの休日。別の用事のついでに取扱店に赴き早速見せて貰ったのですが本来の目的はまずシャンプー(上の参考画像)。そしてバスオイル。


 まずしっくりくるかどうかの指標。香りを確かめさせてもらうとシャンプーはまさに「ビール」に近い。ドイツに居たときも気を遣いましたが(本場なのに..)僕はそもそもビールがあまり得意ではありません。苦手でこれはパス。



 バスオイルも思ってたより僕個人の嗜好に添わず..すかさずパス。(インスピレーションが大切)
 




 ハンドクリームがなかなか好きな香りで、試しにひとつ購入してみました。



 


 パッケージやボトルに作り手の独特な美意識が反映されているようで、それもまた惹かれる要素。




 天然成分にこだわり、つきつめてみると、、ドイツ国内では問題ないとしても、日本国内への販売目的の持ち込みには薬事法の関係で少々困難があったらしい。それらをクリアして展開されるようになったのが今期からです。



 (肌に直接つけるもの。あまりに各個、感覚体質に依りますので良し悪しは言いません)



 はちみつを含んで、どこか懐かしいというのか。。装飾を排してあくまで自然な香りです。(まだ一度しか使っていないもので..興味のある方は各自でお使いになってみて下さい^^)




 これをしばらく使いながら、安心が増したらバスオイルを追加するかもしれません。
 



 




 おわり。




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surrender

2014年02月17日 | ファッション(全般)





 カジュアル衣料(この言い方..)売場を睥睨するとする。



 スウェットシャツが妙にたくさん並んでいますね。(我々が小学生の頃は『トレーナー』って呼んでいました。冬、『ジャンパー』の内に『トレーナー』を着て暮らす毎日でした。上半身はまずまず優遇しているのになぜ下は突き放したように『半ズボン』だったのかは今となってはわからない)



 とにかく、スウェット素材のクルーネックシャツが(特にショップオリジナルの類いに於いて)花盛りで。「ポパイ」の影響が大きいのは当然そういうことでしょうか。僕はそれらの事象についてはほとんど何ら問うべき是非・私見もありませんので。任せよう。



 カレッジ風というのか(..?)大学名じゃないんですがフロントに都市名・地名がプリントされた件のものが非常に多い。(良し悪しは置いておくとして)



 New York.. BROOKLYN.. PORTLAND.. 大西洋渡って、PARIS.. (見かけないが "BERLIN" を作って欲しい) 


 たしか MR.GENTLEMAN は "AOYAMA CITY" ってプリントしたのをチャンピオンとコラボレーションして販売していました。我が国の先鋒(?)をいく"ファッションの街"に自ブランドが盤踞する気魄と cynicism の合成みたいなものなんでしょうけど、こうなると想像が次々と分岐する。 おそらく"AOYAMA"だけだと「洋服の青山」とイメージがシンクロしやすいので「シティ」は不可欠だったものと思われます。



 (ちょっと欲しい..※『こちら』より画像をお借りしました)



 我々は大体日本に暮らしている。青山ももちろんだが日本の都市、地名で他にどんなものをプリントとして援用すると、より"心ある少数者"の共感をよぶことができるだろうか。(ニュアンスで理解して頂ける気がするのですが、ここで "TOKYO" とか一番『もういいよ..』って感じで、ぜひ避けたいものですね)



 ではどんなもんかいくつか例示して再現してみましょう。い..やっぱりやめようか、、、、、、、やろう



 大阪を度々出張で訪れることがあるんですが、あの都市に「西中島南方」という場所(駅名?)があるようです(※あります)。大阪駅の近くだったと思います。長々とわだかまっているようで、同時に実直な響きが素敵ですよね。あ、要らざる注釈かもしれませんが「ニシナカジマミナミカタ」と読むようです(※読みます)。


 NISHINAKAJIMA MINAMIKATA NとMとAが無駄に多くて、そこがなかなかの高ポイン(ト)ですよね!


 

 メッセージみたいかな。

 


 次。北海道のあっちのほうに「銭函(ぜにばこ)」という名の土地があるらしい(※ある)ことも印象的でした。響きが地面を這い回るようなふうではありますが字の意を汲むと縁起が良く、それこそクールだと思います。


 

 CITY がつくと違いますね!これはお金が貯まりそう、..でもないな。そういう無粋なことはあまり言いたくないのです。





 また(失礼)北海道ですが「愛冠」という宿命的な土地があります。読みはもちろん「アイカップ」です。..これもよさそうだ。


 

 アイロニック で コケティッシュ。




 あー ..神奈川県って全然面白い地名ない。




 
 




 (本題終わり)




 



 ゆるい話ついでの余談ですが僕もこの冬スウェットアイテムで気に入ってつかっているものがあります。
 


 
 しばらく前よりネイビーの裏毛スウェットシャツを探していて(プリントはなしで..)、ベーシックなモノなのに見出すまでに時間がかかりました。

 
 

 "Living Concept" という国産ブランドの一着。


 S字に切替えられた"フリーダムスリーブ"、お馴染みの首元Vガゼット&脇下ガゼット。極めてベーシックなディテールを漏れなく搭載しています(シルエットも含め)。吊り編み機による和らぎの生地。ふんわりと。


 こういうのは大して考えずどんどん「無作為」に用いたく。(いいのかな)





 
 温かいスウェットパンツも..
 
 
 


 "STILL BY HAND" 裾リブになっています。「タイト・美脚」なんてものじゃなくて、ごくごくリラックスしたもの。




 

 
 普通のブーツはじめ、エーグルの「レインブーツ」やソロイスト(パラブーツ製)の「スノーブーツ」にも具合が良い。




 間違いのないものを選べた気分で快適に過ごしているところです。(休日には大活躍)これはつまるところひとつの「開城明け渡し」。そこにこれらが収まった。





 それはそうと、今探しているのは..(↓)


 

 かっこいい。。(首まわりだるだる) どなたか見つけられましたらご一報下さい。




 では^^








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働くコート・はたらくコート

2014年02月07日 | ファッション(全般)


 
(目立たない程度の『うっすら顎髭』って保守が難しいですよね、、もう剃ろうかと思ってるところ)








 吹きすさぶ ビル風 が厳しい。 また、ブログ家出をしてしまい誠に失礼致しました..



 







 今冬屈指の寒さの中、凍死体みたいな写り様。 MACKINTOSH(マッキントッシュ)の "DOWNFIELD"(ダウンフィールド)を軸にエントリーを。


 


 基本のビジネス用として、或は休日にも。 特に昨冬から両輪に活躍しています。





 オン。


 

 COAT : MACKINTOSH
 SUIT : SOVEREIGN
 SHIRT : BARBA
 TIE  : Drake's
 BAG  : BALLY
 SHOES : Tricker's
 WATCH : OMEGA



 「遊び」「主張」として表れる洒落っ気などの要素(鮮明な柄など)は仕事着としてのスーツにはほとんど採りいれません。。なによりオーソドックスであるように、落ち着いていて深閑(?)とした見え方。制限を設けてそのなかで効果として仕事への「意気」を秘かに..高められるような、そんな着こなしを心がけています。




 


 Tricker's(トリッカーズ)"Jermyn Street Collection" のフルブローグ。 キャリアはおそらく10年近く。(チャーチの『セミブローグ』『フルブローグ』、アレン・エドモンズ "Park Avenue" などと共に、主に天候が不安定そうな日によく履いています)




  
 

 
 UNITED ARROWS "SOVEREIGN"(ソヴリン)のミディアムグレーベースのホームスパン生地(英国製のウール×シルク)3ピースに合わせた日。(極寒の早朝になぜか脱ぐひと)


 


 (ネップ調)


 
 

 20代は季節問わずウーステッド生地のスーツを着ることがほとんどでしたが30代に入り、冬になるとサキソニー、フランネルなど紡毛のものが大いに戦列・選択肢に加わるようになりました。ネクタイも同様にその流れになっています。





 

 鞄は堅牢な BALLY 、職務上やはりロックできるものが好ましい。大切に手入れしながら長く使っているものです。(重くて堅くて膝にぶつける痛みもなかなか)
 




 

 ここでプレーンな BARBA(バルバ)のブロードシャツ。素肌に纏う安心感。






 


 タイは Drake's(ドレイクス)の 50オンスソリッド。ネイビーとブラウンのソリッドタイはとにかく使いどころ豊富です。


 
 
 (こちらはブラウン)





 この日の腕もとは..

 
  

 週1ターンオーヴァーの OMEGA スピードマスタープロ(3573.50)。





 働くときは、それなりに、、堅く統制。





 
 オ フ  



 


 
 急転直下。 休日にも..「はたらくコート」。



  

 COAT : MACKINTOSH(上と同じ)
 HAT : Borsalino
 INNER : Berghaus
 STOLE : Faliero Sarti
 PANTS : nonnative
 SHOES : CHURCH'S "Grafton"





 こんなもんじゃ寒かったので、ダウンフィールドの中は Berghaus(バーグハウス)"FURNACE DOWN JACKET" にしていました。


 






  


 被っているのは「ボルサリーノ」。僕が冬に使っているファーフェルトの3つのソフト帽のなかではブリム幅が中ぐらいのもの。一見男らしく、同時に柔和な品のある質感、形状です。


 





 

 ノンネイティブのデニムにチャーチのグラフトン。




 休日スタイルにゆとりあるシルエット&セミロングレングスのコートを用いるなら、本格的な仕様のハットや重厚な革靴で上下に加重し引締めることで一層バランスがとりやすくなるように思います。(これらのアイテムの渋味や硬度をデニムで少し和らげる感覚でしょうか)




 前記事のようなチェスターフィールドコートの典雅な(?)魅力もさることながら、やはり日本の男のコートスタイルは精悍且つ沈着なバルマカーンこそよく映える(筈だ)。。




 今回はベーシックなステンカラー(バルマカーン)コートとビジネススーツ&オフスタイルとの関係。毎冬自身がリアルに楽しんでいるオンオフ姿形、その普遍性、包容力みたいなものについて。(途中で書くのをやめたんですけど..)




 ではまた。ありがとうございました。




 



 (..写真多いぞ)



 






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