宿に荷物をおいて、すぐに、宮殿に向いました。ものの数分で、世界遺産に突入です。ディオクレチアヌス宮殿は西暦300年ごろののローマ帝国の皇帝でキリスト教を弾圧したことでも知られています。引退後、このスプリットの宮殿で余生を送った所ですが、ローマ帝国滅亡後、人々が宮殿内に住み込み、城壁や一部はそのままに増加改築を繰り返し今に至っています。今でも、宮殿の壁の一部が家の一部に合体している建物も多いです。金、銀、鉄、青銅の四つの門から宮殿内に入れますが、まず、銀の門から入りました。銀の門の手前は青空市場や土産物屋で、バナナやりんご、トマトなどを買いました。
まず、大聖堂の鐘楼の頂上まで登りました。スプリットの街並み、スプリット港などが見渡せます。スプリットの宿として一度予約してキャンセルした泊るはずだったかもしれないスプリット港を見渡せる6階の部屋も上から丸見えで、しつこくそこを観察していました。いいと思って予約しましたが、口コミがよくないのが時々入ってきて、心配になったのです。
日没までにマルヤン丘まで行き、夕日に染まるスプリットの街の写真が撮りたかったのですが、日が沈んでしまったので、鉄の門からナロドニイ広場、レプリカ広場と通り、夕食はFifeという地球の歩き方にも載っているお店へ行きました。そこで、シーフードリゾット、グヤーシャ(牛肉の煮込みのようなもの)、魚のミックスグリルなどを食べました。日本人カップルも何組も来ていました。グヤーシャは鍋にいっぱい分の煮込んだ牛肉があり、日本のビーフシチューなら肉が2,3個しか入ってないのになと思いながら、もったいないけれども、全部は食べれませんでした。どれもおいしかったですが、印象的だったのは付け合わせのマッシュトポテトで、ジャガイモ5個分はあるのではというテンコ盛りでびっくりしましたが、その味は、今まで食べてマッシュトポテトのうちで一番おいしかったです。その水分量が絶妙でパサつかず、バターと塩で調味してあるのですが、ほんとおいしかったです。宮殿内およびその周辺のリヴァー通りやマルモントバア通りは歩行者天国で夜遅くまでにぎわっていました。
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