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ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

「黄金のマス」を夕食に!

2006年09月11日 00時46分43秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
リュブリャーナへの「新型電車」はある意味、すごく快適でした。

普通電車だったけどトイレはすごくきれいだった!

それに冷房も「めずらしく」効いていて、疲れもあったけど時々寝てしまいました・・・
つまり、外は真っ暗になってたから、景色はもうどうでもよかったんです・・・


21時40分ころ、ようやくリュブリャーナに到着。

でももうひと仕事!

着く前から「夕食どうしようかな~?」って考えてました。

駅前のファーストフードでサンド買うか?
それとも中心街まで行ってレストランへ行くか?

でもここまで来てジャンクってのも・・・

それにもう夜10時だからレストランも閉まってるかも・・・


と思って決めたのがホテルのレストラン!

高いこと覚悟で、いったん部屋に戻ってからロビー横にあるレストランに入りました。


せっかくなんで「スロヴェニア名物」・・・ってメニューを見ながら探したんですが・・・

なかなか見つからない・・・
ありきたりのものばっかり・・・

でもやっと見つけました!

「黄金のマスのグリル」

「これって確か北西にあるボヒニ湖で養殖されてるものだったよなぁ~」って思い出せた!
高かったけど(合計1800円くらいした!)、魚食べたかったから迷いなく決めました!


例によってデジカメ画像&動画を整理しながら待つこと20分くらい・・・

このメインディッシュが来ました!

さすがホテルのレストラン、「皿盛り」がきれいですね!

「金のマス」っても別に変な味でも特別でもなかったけど、普通に食べられましたよ!
表面をカリカリに焼いたマスにレモンを絞ってかけるだけで充分おいしかったですっ!


ちなみに・・・
この「黄金のマス」、腹部に金色の斑点があるのでこの名前が付けられたそうです。
なんと、ナチスドイツが第二次世界大戦中に持ち込んだとか。。。

「夕焼けのアドリア海」が見れて、また感激っ!

2006年09月10日 01時20分12秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
カフェでコーラを飲み終えて、ほんとにほんとに後ろ髪を惹かれる思いで、バス停まで歩きました。

そのバス停で運転手が「出発は10分後」って言ったんで、最後のピランの風景を目に焼き付けておきました。

来た時よりも日が傾いて来てたので、空が黄色っぽくなってきて、それはそれはまたきれい!!


あと、1~2時間したら夕焼けがもっときれいなんだろうなぁ~~~~、ってほんと思っちゃいました。


午後6時、バスが出発。
その夕方のアドリア海を見ながらコーペルまで一気に戻りました。

コーペルには19時少し前に到着。
すでにリュブリャーナ行きの列車が到着してたんですが・・・
なんと、この列車、窓が開かない新型電車・・・


これじゃ、車窓楽しめないよっ!!!

せっかく夕焼け撮ろうとしたのに・・・

でもそんなことでへこたれないsuzukky。
ちゃんといい景色が見れる方向の窓側に席をとり、とりあえず準備万端!

出発まで時間があったんで、ラジオを聴いてました。
いろいろチューニングしてよーく聴いてたら、その内の1つがイタリア語で話されてた!
最後まで「イタリア語」度高かったですね、アドリア海沿岸は!


19時10分頃、列車はコーペルを出発。
その10分後、いよいよポイントが近づいてきました。
2週間後に書く、と公言(?)してたカルスト台地からの「アドリア海の夕焼け」ですっ!

いや、これ、もう・・・
どんな形容詞もいりません。。。

とにかく見てください!

こんないいタイミングでここから見れたなんて、ほんんと幸せモンです!



この雄大なヘアピンカーブだけでもぜひ多くの日本人に見て欲しい!
できるなら、この夕焼けのタイミングを狙って来て欲しい!

間違いなく「suzukkyおすすめ」の車窓の眺めの1つです。
ただでさえ日本人が乗るのが少ないのに、列車の本数が少ないから、穴場中の穴場ですよっ!

そんな場所を見つけるのが「suzukkyの生きがい」なんで、もう「大物釣った太公望」の気分でした!

ピランのカフェで「優雅な気分」に!

2006年09月09日 01時16分15秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
海を充分満足見てたら、もう午後5時近く。
ひと通り散歩したんで、「もう帰ろうかな?」とも思ったけど、帰りのリュブリャーナ行きの電車の発車までまだ充分時間があったんで、カフェに入りました。


この写真のタルティーニ広場(この名前もイタリアっぽい!)に面したカフェのテラスでひと休み。

実は、先ほどの海沿いの散歩で、強い日差しと暑さでちょっと疲れ始めてた・・・

でも、この辺りはちょうど日陰になってたので、座ってるだけでもかなり楽でした。


注文したのはごくごく普通のコーラ。
「わざわざそこで飲まなくても・・・」って思うかもしれません。。。
普段なら自分もそう思います。

でも、このときばかりは違ってたんです。

とにかく休みたかった。
とにかく「ゆっくりと」くつろぎたかった。
とにかくピランをもっと「じっくり」感じたかった。

パリのカフェのように「座っちゃえば心ゆくまでそこで時間を使える」んだから。。。


半分くらい飲んで、だいぶ落ち着いてきたんで、改めて周りに目を向けてみました。。。

こうして見ると、海だけでなく、街中もきれいっ!!!


この広場もまたイタリアの街中の「ピアッツァ」って感じの風景だったし・・・

目の前に建ってる教会から響く鐘の音♪~が、「ヨーロッパにいる」ってことをより実感できて・・・

そんなこの時間は、とってもとっても贅沢なひとときでした。



カフェのテラスは飲み物だけでなく、そこでくつろぐための「場所と時間込み」だと考えれば、決して高くはないかもしれませんね。
(ちなみに値段は200円程度)

これからはフランスやイタリアのカフェでは「意地になって」立ち飲み&立ち食いしなくてもいいかな、って思い直しました。

ほんとに「キラキラ」輝いてた!

2006年09月08日 00時22分11秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
しばらく海を見ていて改めて気づいたけど・・・

アドリア海はほんとに「輝いて」ました。

その場で見た水面はまるで「絵のよう」で、「やさしく」、そして「おだやか」な表情を見せてました。


そんなこの海を動画で撮ってみたら・・・

この映像も輝いてたっ!


別に何にも小細工使ってなかったのに・・・

まるで宝石箱のように、その輝きが目に見える形で現れて。。。

いや~っ、ちょっと感動でした!



その動画からのワンカットを載せてみます。
静止画だとどうしても映像と比べると100%伝わらないのですが、ちょっとだけ「おすそ分け」しますね!

午後4時、ピラン、海辺での~んびりと!

2006年09月07日 00時54分46秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
10分くらい歩いて、レストランやホテルの並んでる、いかにも「観光客の集まるエリア」に着きました。


確か、このころは午後4時過ぎ。
それでもレストランはバーやカフェのように、「ビールやジュースを飲みながらひと休み」してる人が多かったです。
それも水着姿で!!


このあたり、実は砂浜なんぞないんです!
でも、多くの人が泳いだり日光浴したりしてたんです。
小さな岸壁のような場所から飛び込んだり、海に入って泳いだりしてる人がい~っぱい!

その先もすごかった!
テトラポットのように大きな岩が並んでいたのですが、そこで日光浴してる人もかなりいました!
大きなタオルを敷いて、本を読んだり音楽聞いたり、さらには寝てる人も・・・


でもね~、どれもみんなごみごみしてなかった。。。
「の~んびり」してたんですよね。
間違ってもどっかの海岸みたいにスピーカーなんてなかったし!

波が穏やかだったし、このあたりでも水がきれいでしたから、もし水着持ってたら泳ぎたかったですね!


その代わりに、自分も「岩に登り」、しばらくリラックスしてました。
そしてまた、「波の音をSEにして」音楽聞いてました。

今度はサンタナ。
このラテンムード満点の音楽が夏の海と絶妙に合うっ!!!
気分は同じ地中海でも「コスタ・デル・ソル」って感じでした。


こうして「キラキラ光る夏の午後の海」を、やっと見ることができました。
やっぱり晴れた空の下で見る海って、ほんと、気持ちいいっ!

ピランでさらに「イタリア気分」!

2006年09月06日 01時19分26秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
「そこに着いただけ」でもう感激状態だったsuzukky。

でも、いつまでも同じ場所にいてもしょうがないんで、さっさと歩き始めました。。。



でも、晴れてる上に海からの照り返しがあるから、まぶしいし暑い!!


なんで、ジェラート屋をすぐ探してしまいました。。。

幸いすぐ見つけられてオーダーしてみたら・・・


「ウノ?ドゥエ?」


な、なんとっ、イタリア語じゃないですかっ!

でも、「シングルかダブルか」聞いてるんだなって分かったので・・・

「Uno,Per favore!」(シングルでお願いします!)

・・・って反応しちゃいました!


そしてすかさず・・・

suzukky・「Quanto costa?」(いくら?)

店員・「Centocinquanta」(150)

suzukky・「Ecco!」(はい、これで!)

店員・「Grazie!」(ありがとう)

suzukky・「Grazie,Ciao!」(ありがとう、チャオッ!)


やったぁ~っ!
この瞬間だけ、イタリア人になれたぞっ!



歩いて数分で、ヨットハーバーがありました。
このあたりまで来ると、にぎわいも増してきて、街の建物もより身近に見ることができました。
「段々中に入ってきてるな・・・」って実感できて、歩くのがいっそう楽しみになってきてました!



ところで、途中、「↑こんな看板」を見つけました。

。。。ごめんなさい、書いてることがよく分かりません・・・
辞書使ってみたんですが・・・



でも、↓これだけは分かります!

ここ「PILAN」をイタリア語では「PILANO」って言うことを。
コーペルよりも似てるから分かりやすいですね。

先の会話、IZOLAの広告、そしてこの看板と、「わりと身近に」イタリア語に触れることができました。
幸い多少理解できる身だったので、イタリアにいるように楽しむことができました!

「PILAN」の街がこんなにきれいだったとは・・・

2006年09月05日 01時05分11秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
午後3時、IZOLAからその先の「PILAN」という街にバスで向かいました。

雲が切れてきて晴れてきたのはいいんだけど、空調はおろか窓も開かないバスの中は暑い暑い・・・


あんまり暑いんで、始めはちと気持ち悪くなりそうでした。。。
/(ーー;)


でも、そんな憂鬱を吹き飛ばしてくれたのが・・・
窓から見えるアドリア海!!!

「輝き」と「青さ」ををいっそう増した夏の海がこんなにきれいだったとは!!


そんな海を見ながら約40分。
幾つかの町と丘を超えて、ようやくPILANに到着。

このバス停から見どころのある旧市街までは少し歩くんです。
「さあ、行こうっ!」って気合を入れてバスを降りたら・・・


え~~~~~~っ!!!!


あっち、めっちゃきれいやぁ~~っ!!!



これから行く方向に広がってる建物と海のコントラストがこんなにも鮮やかだったとはっ!

いや~、この街の評判は聞いてたけど、「ぱっと見」でこんなにめちゃ感動したのは、ほんと記憶にないっ!!


実は、もう何年も「この街に来たい!」思い続けていたんです。
次、「スロヴェニアに旅行したときは、絶対来よう!」って。

それを今、こうして実現できて・・・
そして想像以上の風景が見れて・・・
まさに「感無量」・・・

言葉を失ってしまいました。。。
身震いしてしまいました。。。


まさに「絵のような」風景。
そして「映画でみたような」ワンシーン。


そんな「大感激な景色」が広がってたんで、すぐ行くつもりが「思わず足を止めて」しばらく眺めてしまいました。。。

広告なんかも撮ってみた!

2006年09月04日 00時39分42秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
ピラン(PILAN)へのバスを待ってる間に、そばの広告なんかも撮ってみました!
色使いが鮮やかなんで、読めなくても思わず目が行ってしまいました。


その中で、ひとつだけ分かったのがありました。

「漁師のお祭り」

左下のがそれです。
「イタリア語&絵」で、まあ何とか何とか分かりました・・・
〆(^^;)


ところがよ~くみると・・・

このお祭りが開かれるの、2日後、3日後だったんですっ。。。

オーマイガッ!!!

もしかしたらこの街のオフィシャルサイトに載ってたかも?!
2日後はウィーンへ移動だったからどのみち無理だったけど、「ちゃんと調べておけばよかったかも・・・」とちょっと悔いが残りました・・・

「バルカン半島」を感じた「お昼ごはん」

2006年09月03日 00時17分22秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
心ゆくまで海を見てたらもう2時!
さすがにお腹がすいてきたので街中へ戻りました。


いつものごとく迷いに迷って決めたのが、バス停から一歩道を入ったところにあるカフェ。
目の前に小さな市場がある、のどかなテラスに腰掛けました。

店先にはスロヴェニア語しか品書きがなかったけど、テーブルにちゃんとドイツ語併記の(←確か)メニューがあったんで、難なくオーダーできました。


待ちながらデジカメの編集をしてたら、空が明るくなってきて、そして木漏れ日が入ってきて「暑く」なってきました!

これまたクレモンティーヌの「L’ETE」の世界!
「プラタナの下で腰掛けて・・・ああ、なんて心地いいんだろう・・・」

この日はコーラで我慢したけど、ほんとうなら白ワインかスパークリングワインが欲しい気分でした!

それに、これからもう1ヵ所、海沿いの街に行くので、よかったよかった!!!

「まぶしいアドリア海」が見れると思うと、気持ちがまた高ぶってきました!


そうして15分くらい待って、料理が来ました。
(↑これです)

第一印象は。。。

「これ、去年、ルーマニアで似たようなもの食べたなぁ~」

たしかブカレストで食べた時は「ミティティ」っていいました。
他にもセルビアやクロアチアなどでも同じ様なものが名物料理になってるので、バルカン半島共通なのかもしれませんね。

楕円形状に丸めたひき肉を焼いたお肉は、ジューシー&スパイシーで期待通りおいしかったですよっ!


但し、左下の赤っぽいソースはダメでした・・・
とっても辛くて辛くて・・・
(><;)


あと興味深かったのは、パン。
オリーブ油(多分)と刻んだにんじんをすり合わせて軽く焼いたものでした。
すんごく香ばしくてめちゃおいしかった!!!

これは思わぬ発見でした!

でも、これ、なんていうのかなぁ~???
今度、お台場の世界旅行博で「中欧コーナー」があるから聞いてみよう!


ちなみに、値段は・・・

トータルで1100SIT
約650円でした!
ボリュームと味のわりにはまずまずだったかな?!

アドリア海の波の音に戯れてみた!

2006年09月02日 02時42分53秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
散歩道をずっと行ったところに小さな海岸がありました。

ロンプラで別の海岸をチェックしてあった(そっちの方がよりきれいだとか?!)のですが、ちと遠かったので、効率のいい(←単に面倒くさい?!)近い方を選びました。


海岸、といっても砂ではなく石が敷かれてたので、裸足で歩くと一歩一歩が「青竹踏んでる」状態!!
めちゃ「足裏」が痛くて・・・
(><;)

でも、その痛さがマッサージみたいでちょっと気持ちよかったかも・・・
(決して変な意味でなくて・・・)


そうして波打ち際まで行きました。

実はこの頃は曇っていて、小雨もぱらついてたんです。

本来だったら不本意な天気。
最初は「晴れて欲しかった!」って、そりゃ思いましたよ!


でも、おとなしくこの風景を眺めてたら、そんなことどうでもよくなっちゃいました。。。

穏やかな波の音がすんごく気持ちいい・・・

海からの涼しい潮風がこんなに気持ちいいなんて・・・

どしゃぶりや雷ならともかく、天気にケチをつけるなんて罰当たりかもしれませんね。


せっかくなんで、持ってきたクレモンティーヌを聴いてみました。

もちろん曲は「L’ETE」。

「水は冷たく、風が吹いて・・・それがとってもいいの・・・」

その歌詞のままの情景の中に今、自分がいれることに感激して、不意に体が少し震えてしまいました。


そうして聴いてたのが、波の音をSEにした「suzukkyオリジナル」のこのシャンソン。しばらくこの風景と歌で「ごゆるり」してました。。。

イタリアよりも「イタリアらしい」風景?!

2006年09月01日 00時12分32秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
IZOLAのバス停から海に続く道に沿ってはレストランが並んでいました。

ちょうどお昼時だったんで、いい匂いがただよって・・・

試しにメニューを見てみたら、やっぱり魚介類が多いっ!

それに値段は場所の割には思ったほど高くない!
(メインで5ユーロ前後が多かった)
やっぱりここは「スロヴェニアのリゾート地」なんですね。
もちろんどこも賑わってましたよっ!

何度も入りたくなる誘惑に負けそうになったけど・・・
車内でさっき食べたばっかりだもんね・・・
ガマンガマン・・・



5分ほど歩くと、目の前にヨットハーバーが広がってました。
このあたりから本格的に広々と海を眺めることができました。

でもsuzukkyが注目したのは陸の方。
この小さな広場から眺める街並みが、ほんと、絵になるほどきれいだったんです。
なんで、写真をパチリっ!


それがこの写真。
赤や黄色の家が並ぶ後ろに教会の搭が見えて・・・
ほんと、イタリアの街並みのよう!
リヴィエラやシチリアの街に負けじ劣らない「イタリア的」な風景だと思いませんか???


ここからさらに散歩道を(↓↓2つ前のブログの写真を見てねっ!)、ゆっくり歩いたり停まったりしながら、この辺りの風景を楽しんでました。

コーペルから「IZOLA」へ

2006年08月31日 02時27分12秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
スロヴェニアのアドリア海巡りは、まず近い順番に「IZOLA」(イゾラ)という街に行きました。


駅そばのバスターミナルに行くと、ちょうどそこに行くバスが着いてました。
運転手に「IZOLA?」と聞いて確認して運賃を払い、数分すると発車。

あまりの接続のよさに「よっしゃっ!さあ、いよいよアドリア海!」と思ったんですが・・・

始めの10分くらいはコーペルの市内を右へ左へ遠回りしながら走ってました・・・


「おいおい、どこ走ってるんだよ・・・」
「(@@;)

と、最初は思ってたんですが、ここで思わぬものを発見!

街中の家並みが、ほんとイタリアみたい!!!
赤っぽい、または黄色っぽい、ちょっとすすけた、でも飾り気のない模様が、ほんとイタリアの街そのものだったんです!!!

話には聞いてたけど、ここまでイタリア風だったとは思わず、ただびっくり!!!
街中だったから当然看板や広告もいっぱいあったけど、それはもちろんスロヴェニア語。
我が日本人の目からするとなんとも不思議な組み合わせで、ず~っと目が離せませんでした!



そんな街中をぬけると、いよいよ右手にアドリア海が見えてきました!!!


しかも水際すれすれに走ってたので、目の前に広がる海を手に取るように見れましたよ!
窓越しでも水が澄んでるのが分かって、「今すぐここで降りて水遊びしたい!」っ思ったほど!


そして約20分でIZOLAに到着。
バスを降りたら・・・

・・・ほんと、イタリアにいるみたい・・・


この写真がバス停のあたりです。

ここも確かにスロヴェニアだけど、リュブリャーナとは趣きが全然違う!
そんなこの国の「別の顔」にちょっと戸惑い、でもいっそうワクワクしてきました!

コーペル駅に到着!

2006年08月30日 01時06分01秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
カルスト地形の険しい坂道を下った列車は、12時ころに終点コーペルに到着しました。


山を降りてきた頃から夏の強烈な日差しと青々とした空、そして力強くもくもくとした雲が見えてきて。。。
ホームに降りたら、もう暑い暑い・・・
「(^^;)

でも、これならきれいな夏のアドリア海が眺められるかな、と段々ワクワクしてきました!!



ところで、この「Koper」という名前。
もちろんスロヴェニア語なんですが、実はもう1つ別の言語で違う名前があるんです。

それは・・・イタリア語!
しかも名前は「Capodistria」っていうんです。
エライ長いし、なんだか似てるんだか似てないんだか、って感じで不思議ですよね。


でも、2ヶ国語表記には訳があるんです。。。
ここはイタリアからほんの数十キロの場所だからです。
車で数十分も走れば国境。
1時間でトリエステに行けちゃうんです。
てことは、3時間ちょっとでベネチアにも着けますよっ!

さらには、歴史的にもかつてはベネチア帝国が支配してたエリアなので、今もイタリアの影響が強い、ということなんです。


そんなわけで、この画像の駅名。
このあたりがどんなところなのかをまずは認識させてくれました。
でも、それが「ほんの序の口」だってことは知らずに・・・(←いい意味でねっ!)

いよいよカルスト地方へ!

2006年08月29日 00時50分54秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
しばらく「の~~~んびり&のどかな」車窓が続いてたんですが、コーペルに近づいてくると、段々変化してきました。

それも劇的に!

その一番のみどころ、いや、「このリュブリャーナ~コーペル間の中で最もすばらしい風景」がここにありました!

進行方向右側が突然険しい崖になって・・・
その高いこと、高いこと!!!

その崖を列車は先ほど以上にカーブと急勾配で下ってたので、まるで「飛行機がランディングしてる」かのようでした。


そしてその険しさを際立たせたのが、周りの風景。
リュブリャーナからしばらく続いてた「緑豊かな」それとはひと味違ってたんです。

ごつごととした白い岩や地肌がむき出しのところがいたるところに。。。
高い木も少なく見えたので、まるでイタリアやスペインの南の方にも似たような風景だったんですが、ちょっと冷静になって思い出しました!


「こここそ、まさにカルスト地方!!!」


そうです、あの「カルスト地形」のふるさとがここだってことをっ!!

ただでさえごっつい崖をさらに「男性的に見せてる」岩肌がダイナミックで、衝撃的な、目の覚めるようなスケールの大きい眺めでした!!!


でも、まだ続くんですよっ!

この写真、よーく見ると、真ん中あたりで「S字状」の白いラインが見えませんか???

これ、実は線路です。
前回と同じことをいっちゃうんですが、今度もまたここまで下って曲がって降りてそこを通るんです!
これも「いろは坂」のようですね。

出発前に地図を見て、「このあたりで蛇行する」ことを知ってたんですが、まさかこのような風景の中でこう通るとは思ってもなかった!
ただ、ただ、あっけにとられてしまい、無我夢中で何度も画像や動画を撮りました!!!



いやー、ここ、間違いなく、スロヴェニアの、いや、ひょっとしたら「欧州の景勝ルート」の中の1つでしょう!!
それくらいよかったですよっ!



ほんとのことをいうと、この辺りはまだ「もう1つ大きなポイント」があるんです。

それは「アドリア海」が見えること!

でもその写真は後日見せますね!

なぜって???
それは見てのお楽しみ!!

(多分2週間後くらいかな?!)

コーペルまでの車窓から・その2!

2006年08月28日 04時11分23秒 | ⑤06年夏・中欧4カ国!
今日は「コンパートメント」を紹介します。。。

あっ、でもこれ、正確に言えば「車窓」ではないですね。。。


でも、あの長寿番組だって「車内」をも紹介してるじゃないですか!

それにこの画像だって、「旅行してるっ!」って雰囲気を充分伝えられるんじゃないかと思いませんか?


で、このコンパートメント。
自分の他には誰もいませんでしたので、貸しきり状態!!!
人目気にしないで窓を全開にできたのはもちろん、思い切って足伸ばせましたよ!(お見苦しくて恐縮・・・)

ちと古い車両だったけど、落ち着いたカラーリングでしかも「ふかふか」のシート。
それだけでも充分快適でした!!
(まあ、1等車だからねぇ~)


テーブルの上にあるペットボトルはスロヴェニアの代表的なミネラルウォーター。
駅の売店で110Sit(約60円)で売ってました。
ちなみにスーパーならもっと安いです。。。

ただ、時間のない人や旅行する人にはありがたい「売店」でした!

・・・ん、誰だっ、「ビールじゃなきゃいやだっ!」って言ってる人は???


そんな突っ込みはどうでもいいとして・・・



このお水を飲みながら、ホテルで盗んだ、じゃなくて「ドギーバッグ」したパン2個を「午前のティータイム(?!)」にしました。。。


う~~~ん、緑豊かな車窓を見ながらのこのひととき。
なんとものどかで、気持ちが豊かになれそうでした!