列を編成して

水路が　コンクリートになって　半年。小さな魚がウンサカ産まれた。
水底に　藻が生えてきたものの　まだまだ
水流が激しいため　先頭を泳ぐつ魚が　ぐるりと輪になって　入れ替わる。
水面に　うずを巻き　後尾を泳ぐ事になった魚が　
ぴょンと跳ねるのは　意味があるのだろうか。
水面に焦点が合ってしまい写真にならなかった。
それにしても　創意工夫　たくましいかぎりだ。

お久しぶり

一月に一度の教室なので　お休みすると随分ご無沙汰だって気がします。
今日の題材は　秋刀魚。
実は　字を墨で書いていたのに　パソコンで消して　活字を入れてみた。
何故か　おしゃれに　なったじゃない。
思いつきで　ちゃれてみた。

秋刀魚が　お元気って　フランス語で言ってくれるの　おもしろくない？

負け組

新幹線こだまは、朝から　がら空きだ。
多分、急ぐ人に向かないスケジュールだからだと思う。
主要都市は断然早い新幹線。でも一歩はずれた、こだま駅は全くメリットがない。本数がない。
のぞみ、ひかりの通過待ちばかり。
チケット購入は時間がかかる。八時代は十分は必要だ。
予約が中心のサービス。急な用事で　急ぐ目的の乗り換えは望めない。
走れば早い新幹線。でも田舎者に冷たいスケジュール。
辛うじて在来線と　到着に　十分ほどの差がつけられているようだ。
静岡や熱海は切り捨てられている。
栗東駅　のぞみが停まらなければ　メリットはもたらされないと思うよ。

こうもりたち

この夕焼けを見ているかのように　たくさんの
こうもりたちが　何処からか　黄色く実った田に　やってきて　飛び交っていた。
しばらく　撮影しようと挑戦してみたが
肉眼でやっとみえるだけで　彼らは決してカメラにおさまってくれなかった。
精巧なセンサーは　虫たちを食しているわけで　
私のカメラを寄せ付けるほど　のろまではないようですな。

練習

ちいさな体なので　今年産まれた燕なのだろうか。
群れるほどではないが　たくさん燕が実る稲畑を　飛んでいた。
強風を利用して　海原に出たかのようなフライトを　
何度も何時間も　続けていた。
体を鍛えて　遠い旅の支度をしているのだろうか。
小さくても風に立ち向かう姿は　見とれてしまうほど　美しい。

風に耐えて

強風の　今日は体の大きい彼らには　
負担の大きいフライトになるのだろう。
風上を向いて　じっと考え中のようだ。
一見　看板のライトかと　思うほど　じっとしていた。
荒れた天候は　じっとするにかぎるね。
風向きがかわれば　きっと自由に飛ぶ世界が　やってくる。

香に誘われて

いい香りに　カメラを向けたものの　地味な花。
それでもと　思い直してシャッターをきると　
この木の中に　鳩のような鳥が
香に酔いしれていたらしい。
足を滑らせ大きな音をたてて　がさがさっと落ちてきた。
鳥もびっくりしただろうが　私も飛び上がってしまった。
お互い　香りに酔っていたせいだろう。気をつけないとね。

戦闘機

風が強く　さわやかな秋晴れの空に　
めずらしく　三機の戦闘機のような　飛行機が　飛んでいた。
関東の座礁船のためなのか　北朝鮮の核実験を受けてなのか　
このコスモスと　揺れて過ごすしかない。
お願いだから　死の灰を撒き散らす　核兵器の使用は　やめてもらいたい。
戦闘機が飛んでいると　ほんとに鬱になる。

お月見

夕食の買い物に出かけようと外に出ると　
あまりに綺麗で大きな月に　突き動かされ　
カメラを取りに戻った。
お願いそのままでいて　そう思いながら　シャッターを切った。
腕が悪いので　鮮明さが出なかった。
でも　その後の雲行きから　貴重な今日の　十五夜だよー。

イタリアンカフェ

テラスもあって　おしゃれな雰囲気に誘われ入店した　白金のイタリアンカフェ。
その広い広い　店内におどろいた。
三箇所に儲けられたサービススペースで　作業するスタッフの軽やかな音が響きあって　心地よい。
職のオーケストラ劇場のような　店内だった。
料理もお手ごろで　おいしかった。
でも　日本人でなくなるようで　少しさみしい気がするのは　田舎者だからかな。