記憶の加工

誰しも記憶は自分の主観でいいように加工していることもあります。
さらに　自分の中で整理したり　脳の引き出しにしまったり
間違ったまますることもあるようです。

いやなことや　失敗は傷ついたために　覚えていることも多いのですが
人に話したことや　してもらったことなど　忘れやすいし　
勘違いして　よいように解釈して覚えていることも多いです。
子供に指摘されてびっくりすることも　多々あります。

ところが　長い間に自分に良い環境にしてくれたと解釈して記憶し続けるひとと
何をしてくれたと否定的に解釈して記憶する人とでは　
その後が違ってくるように感じます。
良い方に解釈し直す人は　後に自分を変えて行くきっかけがやってきます。
悪く記憶すると　人とのかかわりが　断絶してくるようです。

記憶を整理する作業は　人に話をしたり　説明したりするときに
はっきりしてきます。
さらに　検証となると　いつどんな段階でおきるかによって
さまざまになってくるようです。

いろんな人に　意見を求めたり　自分の心境や状況を説明して
理解してもらえるよう努力する方が
自分で決めこんで考えているより　ずっと自分の人生に
プラスになることはわかっているのですが　
思わぬ誤解を生んだり　摩擦のもとになることも多く
表現力というのは　重要な人間の要素なのだと
思うようになっています。