じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

AFが頭をもたげてきた

2009年07月04日 | 不整脈

6月に入って以降、心臓の調子がおかしくなってきた。

心房細動(AF)の発作が頻繁に起こる。

  

かかりつけの病院で抗不整脈薬の点滴で治まり、その後も自宅で何度かその兆候が出るたびに処方されている薬をレスキュー的に飲んで何とか抑えてはごまかしている状態。最近ではそれがほぼ毎日のように起こるようになった。

  

少し運動(といっても犬の散歩程度)したり、階段を上がったりしただけで、心臓がクックックッとして息切れする。夕方や夜間、安静にしている時でさえ不意に起こったりする。

いつ何時起こるか知れないのが不安を煽るのである。

季節性だけではない、これはどうも再発のようだ。

  

焼き切れてなかった不正信号経路が活発に頭をもたげてきたもようである。

4年ほど前にカテーテルアブレーション手術を受けた。

あの前にも今のように頻繁に発作が起こっていた。

  

まだ比較的事例の少なかった時代に治療に踏み切った。

医師は「根治はほぼ70%です。再発するようであればもう一度手術が必要です」といわれていた。手術は、意識があるまま長時間に亘って行われるので結構辛かった。

術後2年間は兆候が治まっていた。

    

もう余命限られた身で、そこまでする必要があるだろうか・・・・

付き添ってくれる妻がいないのも心もとない。

しかし・・・この毎日のように続く不整脈の不安感は、甚だ不愉快である。

限られた日々を憂いなく過ごすためもう一度アブレーションに賭けてみる手もある。

  

  

朝日新聞にあのスーパー老人、三浦雄一郎の記事が連載されている。

不屈の闘志と体力、心臓の持ち主かと思っていたがそうではなかった。

心房細動に幾度もくじかれそうになった。

だが、彼は70歳を過ぎてカテーテルアブレーションを二度受け心房細動を克服し、エベレスト登頂を成し遂げたそうだ。太刀打ちできない。

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