じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

ヨモギクキワタフシ

2014年09月24日 | 日々のこと
この時期、道端の草叢に1,2センチくらいの白い塊が沢山見られます。
遠目に、てっきりカマキリの卵だろうと思っていましたが、
近づいてしげしげとみるとどうも違う。
カマキリの卵は白い泡状で乾くと黄土色に固まる。
これは綿毛で、それも決まってヨモギの茎にだけ付いている。
どうも何か虫の仕業のようです。




「ヨモギ 綿毛」で検索してみると、「ザ!鉄腕!!ダッシュ!」がヒットした。
それらしき書き込みがあり、“ヨモギワタタマバエ” の幼虫とある。
それで検索キーワードが決まり詳しくわかりました。
この綿毛状の物を「ヨモギクキワタフシ」と言うのだそうだ。
なるほど、前にも書いたノイバラハウラタマフシと同様ムシコブ(虫えい)の一種なのでした。

一度聞いても覚えられない呼び名ですね。でもそのまま表した名前です。


それにしても、このハエは2,3mmの大きさというから、コバエよりも小さい。
散歩中に群れで漂っていて、時々目に入りこんで困ることがある、あれか・・・
しかもこの小さな幼虫にさらに寄生しているハチがいるなんてね・・・
それにしても・・・更に疑問は、
そんなに小さなハエの卵、幼虫がなぜこんなに大きく目立つ綿毛になるのだろう?
一説によると、この虫の出す成分で植物が異常変化して成長するらしい。
ヨモギの葉の裏にはびっしり白い毛が生えていますね、
あれと同じで、この綿毛の部分だけを採ると高級もぐさになるとも言われます。


台風崩れで強風が吹いた。
公園の銀杏が一杯落ちています。
踏まないように気を付けてラブと一緒に撮った一枚、踏むと臭いが残るのよ。
拾う人もいなくて、夕方には清掃ゴミを集めたごみ袋に掃き集められていましたね。




コメント (2)
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