近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「いたばしの郷土芸能」を見に行ってきた。

2006-03-13 16:54:35 | 民俗・行事
3月11日の土曜日、成増アクトホールで「いたばしの郷土芸能」という催しがあり、かみさんも出演するので見に行ってきた。
郷土芸能自体はいつも見ているものばかりなので、ことさら目新しいものはないが、それでも、こうした催しがあれば出かけることにしている。

今回の出演団体は以下の通りであった。

1.赤塚諏訪神社獅子舞・・・いわゆる三匹獅子舞で、大獅子、中獅子、女獅子が太鼓を叩きながら、花笠の周りを踊るもの。
2.神田流弥生囃子・・・川越街道上板橋宿(現在の弥生町) を中心に伝わる祭囃子で、締太鼓×2、大太鼓、笛、鉦(かね)の5人編成で演奏する。
3.徳丸四ツ竹踊り・・・徳丸北野神社に伝わるもので、四つの竹片を片手に二個ずつ持ち、これを打ち鳴らしながら歌に合わせて踊るもので、盆踊りの一種といわれている。
4.浦安お洒落(おしゃらく)・・・千葉県浦安市に伝わる念仏踊り。詳しくはこちら
5.大門四ツ竹踊り・・・赤塚諏訪神社に伝わるもので、徳丸のものとほぼ同じものである。
6.成増里神楽・・・明治以降、専業の神楽師だけでは対応しきれなくなって、農家の人達が習い覚えたもので、相模流神楽の流れを引く。この保存会は20座以上の演目を各種行事で演じている。

今回はゲストとして来演された「浦安お洒落」が華麗な衣装で舞い、その中にも四ツ竹を使った踊りがあったことで、わざわざ行っただけの甲斐があった。