阿部１３号も不敗神話潰える。制球難の沢村、初回に３ラン披弾で巨人連敗。

ソフトバンクとの第２戦、先発の沢村は初回、いきなりの四球と送りバント、内野安打で早くも一死一、三塁のピンチを迎え、４番の松田は三振に打ち取ったが、続く長谷川に３ランを打たれるというスタートだった。
その後もヒットこそ１本しか打たれなかったが、ボールが先行する制球難で５回を終えて１１３球、６四死球という体たらくで降板を余儀なくされた。

原監督は前日無得点に終わった打線を大幅に組み替えたものの、ソフトバンク先発の寺原にも手こずり、４回裏に阿部の１３号ソロ、長野・村田の連打と敵失で２点を返したが、その後は救援陣に抑えられて１安打に終わり連敗を喫した。

東京ドームで阿部がホームランを打てば負けないという不敗神話も潰えてしまったが、沢村はこれで交流戦は６連敗となり、今季の成績も２勝４敗となった。
今後は何よりも制球難をなんとかしないといけないのだが、先発の交代も視野に入ってきているようである。

無念の阿部弾、東京Ｄ３７連勝で不敗神話止まった ― スポーツ報知

◆交流戦　巨人２―３ソフトバンク（２９日・東京ドーム）　

無念の表情だった。阿部は、最後の打者・石井が見逃し三振に倒れるのを見届けると、足早にベンチ裏へ消えた。３点を追う４回１死、寺原から８試合ぶりの右越え１３号ソロ。キャプテンの東京Ｄ弾が飛び出すと、チームは１０年７月４日の阪神戦から２分けを挟み３７連勝中だったが、この日の敗戦で不敗神話にピリオドが打たれた。

Ｇ阿部“不敗神話”止まった…交流戦借金１ターン ― サンケイスポーツ

阿部弾　不敗神話３７連勝で止まる　それより沢村が… ― スポーツニッポン

リリーフ陣の好投及ばず2連敗 ― 巨人軍公式サイト