近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

茶箱を分解するのは容易ではなかった。

2007-10-28 17:55:16 | 近事変々
 きょうは、夕べの嵐が過ぎ去り綺麗な秋晴れとなった。
床の抜けた押入れに茶箱が2個入っていたのだが、中身を出してみたら内側に貼ってあるブリキの板に錆が浮いていた。これでは使い物にならないので壊すことにしたが、釘がたくさん打ってあるし、釘自体も錆付いているので容易ではなかった。
 ブリキの板も縁の所はステープルが打ち込んであって、いちいちコジリ起こさなければ取れない仕掛けになっていた。
まずは、蓋の方からマイナスドライバーを駆使してステープルを抜き、ブリキの板を剥がした。
蓋の方は一枚板なので簡単だったが、箱の方はブリキの板も箱状に半田付けがされており、箱から引き出すのにちょっと抜きにくかった。
 ブリキの板を剥がした後、箱の分解に取り掛かったが、釘が打ってある所で板が割れてしまい、大半はゴミと化してしまった。
通りがかりの人が門扉の所から覗きながら、「それって、茶箱ですよね」と珍しがっていた。
昔は着物などを入れるため湿気の入らない茶箱が重宝されていたし、うちの茶箱もその当時、お茶屋さんからわざわざ買ってきたものだが、いま時は茶箱なんて使う家はないことだろう。

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