楽天、借金返済まであと１。永井が２安打完封で４勝目上げる。

交流戦最下位脱出！楽天・永井が２安打完封 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

（交流戦、楽天４－０横浜、３回戦、楽天２勝１敗、１３日、Ｋスタ宮城）

　楽天は１３日、Ｋスタ宮城で横浜を４－０で下し、５月５日、６日以来の連勝を果たした。永井怜投手（２４）が、直球主体の投球で２安打完封勝利し、５月１日以来の４勝目を挙げた。これで交流戦最下位を脱出し、借金返済まであと１。野村克也監督（７３）も喜色満面だ。

　イケメン右腕が闘志をむき出した。九回二死。完封勝利まであと１人とせまり、最後の打者はハマの主砲・村田。永井はすべて直球で勝負し、５球目の１４３キロで左飛に打ち取った。

　「（３日からの）６連敗の２敗目がぼくだったので、責任を感じていました。連勝して、あしたの岩隈さんにつなぎ…　アッ！！　あしたは岩隈さんじゃありません！」

　久々の勝利に永井の頭は真っ白？　交流戦は予告先発がないのに、お立ち台では１４日の先発をバラしてしまった。「あれはウソですよ」と慌てて取り繕ったが、それもご愛きょうだ。

　直球勝負は、この日のテーマだった。１カ月以上、勝ち星から遠ざかった自分の投球を振り返ると「変化球でかわそうとすることが多かった」。女房役の嶋とも話し合って、この日は強気に押した。