近事変々

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越谷市下間久里の三匹獅子舞を見てきた。

2009-07-17 13:45:11 | 民俗・行事

去る15日、非常に蒸し暑い陽気のなか、埼玉県越谷市の下間久里地区に伝わる三匹獅子舞を見に行ってきた。
これは、東武伊勢崎線の大袋駅から10分程度の所にある香取神社の例大祭に奉納されているものである。

私の地元にも三匹獅子舞が伝承されているが、埼玉県の各地に伝わる獅子舞の発祥の地ということだったので、遠路はるばる見に行ってきたような訳である。

 

埼玉県指定無形民俗文化財 下間久里の獅子舞

下間久里の獅子舞は、太夫獅子、中獅子、女獅子 (めじし) の三頭一組で舞うもので、雨下無双角兵衛流と呼ばれ、祈祷獅子の形態を保持し、埼玉県東部系統の特色を持っている。獅子舞は「下間久里獅子舞連中」によって十六の曲目が保存・伝承され、下間久里地区を代表する行事となっている。例大祭は毎年七月十五日に香取神社にて行なわれている。・・・以下、略 (埼玉県教育委員会)

 実際に行ってみたところでは、香取神社自体も田舎でよく見られるような小さなお社といった風情であったし、獅子舞自体も、非常に素朴な感じがした。

なによりも、花笠が、およそ花笠らしくなかった。
花笠自体は四隅に紅白の御幣を刺した簡単な物で、小学5年生くらいの少年がその役回りなのだが、半被に運動靴といういでたちだったのには少々違和感を覚えた。

 

式典のあと境内で4曲奉納されたのだが、獅子舞自体はどれもあまり大きな違いはないような印象であった。

とにもかくにも蒸し暑さには勝てないので、奉納舞が終わった時点でそそくさと帰ってきたような次第である。


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