近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

木槿(むくげ)

2007-08-01 09:55:03 | 花好きずき
 ようやく晴れ間が広がってきたが、薄い雲がかかっていて真っ青な空というわけにはなりそうもない空模様である。
 家には数年前に挿木から育てた白の八重咲きの木槿があるが、邪魔になるということで強剪定されてしまい、いまだに元には戻らずチラホラとしか花は咲いていない。
そんなわけで、散歩途中に木槿の大木があると、しばし見とれてしまうことも多い。
庭先には去年、挿木をした木槿の鉢植えがあるが、1輪だけひっそりと花をつけていた。











【木槿(むくげ)】

・葵(あおい)科。
・学名 Hibiscus syriacus
     Hibiscus : フヨウ(ハイビスカス)属
     syriacus : シリア(小アジア)の
・開花時期は、6/25頃~10/15頃。
・中国原産。平安時代に渡来。
・中国名を「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
 漢字はこの字があてられている。
 漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が変化して「むくげ」となった
 とも、韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または「ムキュウゲ」が
 変化して「むくげ」となった、ともいわれる。
・朝方3時頃に開花した花は夕方にはしぼんでしまう「一日花」で、
 「槿花一朝(きんかいっちょう)の夢」(人の世ははかない、の意)
  に例えられているが、次々に別の花が咲くため長く咲くように見える。

(出典:「季節の花300」)

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