近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

徳丸北野神社の元旦初詣風景。

2011-01-02 15:45:56 | 民俗・行事
新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。



私の地元の氏神様である徳丸北野神社は、菅原道真公をご祭神とし、創建一千年を超える古社である。
年々、参拝客が増えているように思うが、学問の神様ということで受験生のお参りも少なくないのであろう。
ことしは晴天と相まって、お昼近くになっても、一の鳥居の外から二の鳥居を経て拝殿まで長蛇の列であった。
おそらくは、お参りできるまでに1時間くらいは待たされたのではないだろうか。

【拝殿までは長蛇の列】





近年、徳丸北野神社では、元旦に地元のお囃子団体である徳丸宮元囃子連中による寿獅子舞・巫女舞・大黒舞が奉納されているのだが、年明けとともに行われる初舞台はなかなか見に行けないので、午前11時からの舞台を見に行ってきた。

獅子舞と大黒舞は、いまでも三が日の間に地元の旧家を回って、悪魔払い、天下泰平・招福・家内安全の祈りを捧げているものである。
巫女舞はお神楽でお馴染みだと思うが、小学生の女の子が巫女に扮し、二人一組で振り鈴と扇子を手にして舞うものである。

【寿獅子舞・・・みかんを玩ぶ獅子】





【あでやかな巫女舞】









大黒舞は大黒様に扮した舞手が、打ち出の小槌を振りながら福を授けるという祝福の舞で、舞の終わり際には打ち出の小槌からお宝が飛び出す。
お宝は福銭のおひねりで、お菓子などと一緒に観客に向けてバラ撒かれるのだが、私も撮影を止めて福銭を頂戴してきた。
「こいつは春から縁起がいいわい」となるやもしれないと思っているところである。

【大黒舞・・・打ち出の小槌にはお宝が】




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。