ホールトン、よもやの５失点ＫＯ、中継ぎも痛い暴投２失点、打線もつながらず完敗。

原監督“元気一敗”「あとは主役」と主軸を鼓舞 ― スポーツ報知

◆コナミ日本シリーズ２０１２第３戦　日本ハム７―３巨人（３０日・札幌ドーム）　

　巨人は先発ホールトンが３回途中５失点の乱調で敵地での初戦を落とした。５回には坂本のタイムリーなどで２点、８回には代打・石井の適時内野安打で１点を返したがそこまで。中継ぎ陣の暴投での２失点も痛かった。松本哲は３安打、盗塁、美技で気を吐いた。坂本も猛打賞だったが、４番・阿部が負傷交代、高橋由、村田の５、６番が無安打で、原監督は「あとは主役」と主軸を鼓舞した。

　会見場に現れた原監督は、「ここの照明は明るいね」と笑顔だった。暗さはなかった。３戦目で初黒星を喫したが、点差以上に競った試合を展開した。

巨人痛い１敗…阿部、右脚違和感で途中交代 ― サンケイスポーツ

中継ぎ陣も乱調…高木京、ゴンザレスが暴投で失点… ― スポーツニッポン

序盤の失点重く３連勝ならず ― 巨人軍公式サイト

【おとりんの一言】

先取点を取った方が有利といわれる短期決戦、日本ハムには相性のよかったホールトンが、稲葉のソロＨＲをきっかけによもやの３回途中５失点。
中継ぎ陣も、３番手の高木（京）が６回裏、５番手のゴンザレスが８回裏、いずれも二死三塁から暴投で２点を失うという有様だった。。

打線は４回まで先発・ウルフに１安打、５回にようやく２点を返したものの、６、７回は三者凡退。
８回に無死満塁のチャンスを作ったが、高橋、村田が凡退、代打・石井の内野安打で１点しか取れなかった。

先発が早々に崩れ、中継ぎがミスを重ね、１１安打を放ってもつながりのない打線で３点どまりでは勝てる訳がない。
本拠地に帰った日本ハムに流れが傾いた気配があり、おまけに、攻守の要である阿部が負傷してしまい、先行きの不安が募る。