近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「志村城址」探訪記・・・その1

2008-01-17 18:19:50 | 近事変々
 明け方には初雪が降ったそうだが、きのうの日中は思いのほか好天気に恵まれたので、以前から一度は行ってみようと思っていた「志村城址」を見に行ってきた。
その時の様子を書いてみようと思う。

 「志村城址」は、都営三田線の「志村三丁目」駅からほんの数分先の城山といわれる高台にある。
崖に沿って「志村城山公園」という横長の公園があるが、入口を入った左手、崖に設えられた階段を登っていくと、熊野神社の裏手に出ることができる。

「志村城山公園」の入口、この門を入って左手の階段を登る。



 階段を登りきった所、右手の金網の中が熊野神社である。



 この道路の途中から境内に入ることもできるが、ずっと先の丁字路を右折した所が熊野神社の参道入口である。

 「郷社熊野神社」と記された石碑が鳥居の脇に建っている。



 参道はかなり長く、右手は「城山幼稚園」の敷地となっている。



 鳥居をくぐってすぐ左手に「板橋区史跡 志村城跡」の石碑と板橋区教育委員会による説明板が設置されている。
そこには、『志村城は、康正2(1456)年に千葉自胤(よりたね)が赤塚城に入城した際、一族の千葉隠岐守信胤が入城して、赤塚城の前衛拠点とした。
 本丸は志村小学校を中心とする一帯の丘陵地で、出井川と荒川をめぐらせ"守るに易く攻めるに難し"といわれる堅城であったが、大永4(1524)年に北條氏綱に攻められ落城した。』
と記されている。



こちらが社殿である。
境内は志村城の二の丸にあたり、社殿は古墳の上に建てられているとのことである。