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近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「槿花一朝の夢」 = 木槿(むくげ)

2006-07-09 08:59:13 | 花好きずき
駅まで行く途中の歩道際に1株の槿が咲いている。
白と赤の一重咲きだが、結構たくさん花をつけていて、すぐ目
に飛び込んでくる。
家にも木槿は5株ほどあるのだが、昨年秋に、例によって弟の
気まぐれ剪定の犠牲になってばっさり切られてしまった。
ようやくひこばえが出てきたくらいなので、あと2~3年は花
を見を見ることはできないだろう。





【木槿(むくげ)】

・葵(あおい)科。
・学名 Hibiscus syriacus
Hibiscus : フヨウ(ハイビスカス)属
syriacus : シリア(小アジア)の
・開花時期は、 6/25頃~10/15頃。
・中国原産。
・中国名を「木槿(ムージン)」と呼ぶ。
漢字はこの字があてられている。
漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が
変化して「むくげ」となったとも、
韓国の呼び方「無窮花(ムグンファ)」または
「ムキュウゲ」が変化して「むくげ」となった、
ともいわれる。
・朝方3時頃に開花した花は夕方にはしぼんで
しまう「一日花」で、「槿花一朝(きんかいっちょう)
 の夢」(人の世ははかない、の意)に例えられているが、
次々に別の花が咲くため長く咲くように見える。
韓国では「無窮花(ムグンファ)」といい、国の繁栄を
 意味する花として国花になっている。
・強い花で、枝を切って地面に刺しておくといつの間にか
根づくらしい。

(出典:「季節の花300」)