おだやかな好天も、明日からは崩れるというので、茗荷の
茎や、杜鵑草の茎を刈り込んでかたづけた。
茗荷が植わっているそばに石蕗があるが、いつのまにか花が
咲いていて、もう、散りはじめの感じであった。
物置の陰であまり日が当たらないので、好天でもフラッシュが
光ってしまった。
石蕗の葉は、子供の頃に火であぶったものを揉んで、腫物に貼
ってもらったことがあった。
【石蕗(つわぶき)】
キク科の常緑多年草。フキとは別属。暖地の海辺に自生、
観賞用に栽培。葉は長柄があり、フキに似、厚くて光沢がある。
冬に60センチメートルくらいの花茎を出し、黄色の頭花を総状
に配列。若い葉柄は食用。葉は腫物、湿疹などの薬用。
ツヤブキ、山蕗。
(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)