近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

庭先の金木犀(きんもくせい)が咲いた。

2005-10-14 08:25:11 | 花好きずき
きのうは久々の好天だったし、きょうも予報では
曇りから雨ということだったが、朝から日が射し
ている。
庭先の金木犀も、小さな蕾を精一杯に開いた。

つい先日、孫を負ぶって散歩していたときには
金木犀の大木があり、道路一杯に花びらが散って
あたり一面、橙黄色に染まっている所があった。









【金木犀(きんもくせい)】

モクセイ科の常緑高木。中国原産の観賞用植物で、
古くから庭木とされる。高さ約3メートル。
葉は広い長楕円形で、革質で堅い。雌雄異株。
日本のものはすべて雄株で結実しない。
秋、橙黄色で芳香の強い小花多数を開く。
漢名、丹桂。

(出典:「広辞苑第五版」電子辞書)

またかよ、第3のビールは増税に、酒税体系見直し方針。

2005-10-14 05:07:52 | 近事変々
ビールは減税、「第3のビール」は増税へ…酒税見直し (読売新聞) - goo ニュース

政府・与党は12日、2006年度税制改正で、酒の種類やアルコール度数などに応じて税率が細かく分かれている酒税体系を抜本的に見直す方針を固めた。
 ビールを減税する一方、ビール風味のアルコール飲料「第3のビール」や、ワインは増税する方向で調整する。複雑な酒税体系を簡素化し、酒類間の税率格差を縮小することで、税金の安さを活用した新商品が出るたびに課税強化するという「いたちごっこ」に終止符を打つ狙いがある。ただ、消費者やビール業界などからの反発が高まる可能性もある。



またも庶民のささやかな楽しみを奪うのか、まったく、いい加減にしたらといいたい。
いわゆる「第3のビール」は、ビールの酒税が高いためにメーカーが努力して大豆蛋白などの原料を使って作ったもので、発泡酒より安くしたものである。
ビールも満足に飲めず、発泡酒とてそんなに安くはない中で、第3のビールは特売なら100円ちょっと(350ml)で買えることから、人気を呼んでいるのである。
メーカーもいろいろと工夫して、ビールに近い風味を出すことによって、ビールの販売不振を挽回しようとしているのである。

発泡酒が出始めたときもそうだったし、第3のビールの売れ行きが好調なのをねらった税制改正は、庶民のふところ具合を知らない政府・与党の悪政に他ならない。
もともとビール自体の税率が高すぎるから、消費者は安いものに走るのである。
ビール(350ml)の標準小売価格218円のうち酒税は78円、なんと38%が税金なのである。
第3のビールを増税するより、「取れるところから取る」という発想を変え、ビール自体の酒税を下げる方が先であろう。そうすれば、ビールの売れ行きも上がり、必然的に税収も伸びるはずである。

(10/12 14:00 「おとりんの戯言」再録)