![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4a/4bd37aef00a6d9b1b2902130b476b00a.jpg)
4月14日(日)、流山6丁目の浄土宗宝泉山長流寺で第16回勇忌が行われ、俗名・近藤勇、戒名・貫天院殿純忠誠義大居士の法要が執り行われました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/52/bbb60471f661a39d787cd5ae35a826b5.jpg)
ご住職の高橋一仁師の読経の中、近藤勇ご本家のご子孫で第11代・宮川清蔵様や第12代・宮川清志様、薩摩藩士の有馬藤太のご子孫・6代目有馬藤太様、佐藤彦五郎新選組資料館長・佐藤福子様など関係者のご子孫が次々とご焼香。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/3c/c79858f7b7a99f1931ecf46ca6682c7d.jpg)
そして、地元流山からは流山商工会議所の池森政治会頭、流山市観光協会並びに流山市ふるさと産品協会の志賀進一会長、流山市の恩田一成経済振興部長、流山市教育委員会の飯塚修司生涯学習部長などの皆さんが勇を偲びました。
市内外から新選組フアン、新選組研究をされてる方々が勇忌に参列されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/90/48856830d6a80f35b71df2493149e426.jpg)
法要が終ると、流山2丁目の流山福祉会館に会場を移し、第16回近藤勇講演会。3代目有馬藤太述「維新史の片鱗」を元文化放送のアナウンサー・西村喜美江さんが朗読。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/42/9f095443c9060c9f3f6a69909e44415c.jpg)
会場では、新選組関係の著書も多い作家の結喜しはやさんや釣洋一さんをはじめ新選組の研究をされている「史誠会」の皆さんなど多くの方々が講演等に聴き入っていました。
6代目有馬藤太氏による『有馬藤太の子孫に伝えられていること』と題した講演会が行われました。東山道総督府副参謀有馬藤太(当時32歳)と新選組局長近藤勇(当時35歳)の関係をさまざまな記述や小説などから考察。有馬藤太は10にもわたる元号を生きたなどクイズ形式のエピソードなども交え楽しく語ってくださいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/63/92bc079c9441ff4e017cc60abff60b8f.jpg)
流山で捕らえた側と、捕らわれた側の子孫が150年の時を経て流山の地で固い握手を交わしました。
この勇忌や講演会は、新選組友の会(大出俊幸代表)と流山歴史文化研究会(渡邊義正会長)によって、慶応4年(明治元年、1868年)4月25日の勇の命日に近い4月の第2日曜日に長流寺と流山福祉会館で毎年続けられています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/df/405e71e145d1c891693436239cc83811.jpg)
ことしは、勇忌と講演会を盛り上げ、これを新選組研究のきっかけにしていただければと、森の図書館で、3月17日(日)から4月14日(日)まで『新選組が流山にやって来た~大出俊幸さんが編集した新選組の本』展も開催され、朝日新聞に大きく紹介されたことなどもあって連日、多くのファンが詰めかけました。