おしる子日記

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毎日新聞に「流山の主任児童委員・鈴木清子さん制作 介護経験手作り絵本に」

2018-04-15 | イベント

30日から原画展「笑顔で楽しんで」

というタイトルで紹介されました。

認知症の義母の介護経験をもとに絵本「みどりのおうち」を制作した流山市の主任児童委員、鈴木清子さん(61)が描いた原画などを展示する「認知症とわたし~世界にひとつの手作り絵本原画展」が30日から、市立森の図書館(同市東深井)ギャラリーで開かれる。【橋口正】

「みどりのおうち」は、鈴木さんの約2年間の介護記録をもとに1年半かけて構想を練り作画から製本まですべて手作りで完成させた。4月までにできあがった約50冊のうち7冊は市内の全市立図書館に、20冊は市内の小学校などに贈った。絵本の表紙は、おばあちゃんが暮らす緑の家の絵だ。物語ではおばあちゃんが認知症となり、外出も少なくなって、気持ちが沈みが地になっていく過程がつすられる。実体験をもとに、おばあちゃんが冷蔵庫に体温計、タンスの中にドーナツを入れる様子も盛り込んでいる。その後、孫ら家族との交流を深めるうちに、明るさを取り戻していく。鈴木さんの義母はもともと厳格で、何事も自分でする性格だった。それが認知症になってから、他人の世話を受け入れるようになったという。鈴木さんは、料理が得意だった義母に料理が出来なくなると、米研ぎなど認知症になってもできる作業の一部を頼むことにした。物語の中でも孫が「今度はわたしが、おてつだいするね」と言って、支える様子を描いた。「サポートは必要ですが、見守ることで普通の生活もできます。自分の存在が、感じられるのか、明るく元気になりました」と話す鈴木さん。介護の苦労もあったが、絵本ではあえて暗さを避けた。「介護は鏡と一緒だと思います。こちらが笑顔で接すれば開いても笑顔で接してくれます。子どもからお年寄りまで、笑顔で楽しんでもらえれば」と来場を呼びかけている。原画展では、絵本の原画(B4サイズ)10点を展示しているほか、絵本作りの手順も説明。入場無料で、5月30日まで。

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