きょう2月25日南流山福祉会館でお笑いライブを開催する「ゆきおとこさん」を紹介する毎日新聞記
1968年流山市生まれ、我孫子市育ち。県立柏陵高校卒。90年に旧ライオグランデ大学日本校に1期生ととして入学し、翌年中退。流山市在住。南流山福祉会館でのライブは毎月最終週日曜の午後1時~2時。次回は2月25日。「おひねり」は能登半島地震の被災地で流山市の姉妹都市の能登町に寄付する。
以下、毎日新聞紙面より
「滑る芸」地域に「お笑い」
地下芸人の「大御所」ゆきおとこさん(55)
(メディア露出が少なく知名度が低いなどの)「地下芸人」の大御所を自認する。芸歴は三十有余年。流山市の南流山福祉会館で入場無料のお笑いライブを始めて間もなく1年になる。
お笑い芸人になる夢を追い求め、1993年1月、東京都渋谷区のストリップ劇場「渋谷道頓堀劇場」の幕あいに先輩芸人とのコンビで初舞台を踏んだ。それから相方を変え、新たなコンビを作っては解消し、を繰り返しながら芸人を続けた。ここ十数年はソロで活動し、近年は「ゆきおとこの素敵に詩的に」など名を冠したインターネットの4番組に出演している。
芸名は、その芸が「寒いし凍るし、まるで雪男だな」と恩人の大先輩が付けてくれた。「S―1グランプリ」と題し、2023年末に放送された「滑る」芸人を競うテレビ番組で準優勝した。「俺は日本で二番目につまらない芸人だ」と胸を張る。
同福祉会館でのお笑いライブは、住民とのふれあいを目的に同館主催で同年4月に始まった。吃音をネタにする印西出身のインタレスティングたけし、のほか、しんじ、おかっぺ、カントリーズ福田の各氏を「ゆきおとこ軍団」としてまとめ上げ、ノーギャラで出演している。このほか市内の小学校で特別授業をしたり、子ども祭に出向いたり、地域にも積極的に貢献している。
「社会復帰するなら今だぞ」。若いころは親族からよく詰め寄られたが、「最近ではもう応援するしかなくなったのか、何も言われなくなった」。一方で後輩芸人やお笑いに興味を持ちながら足踏みする若者から人生相談を持ちかけられるようになった。苦労してきた分その気持ちは誰よりも分かるつもりだ。「俺はダメ人間の代表。それでもその生き様を見せるのが芸人だ」。トレードマークの赤いスーツに黒いシャツ、黄色と黒の虎縞ネクタイ姿でポーズを決めた。
【柴田智弘】
本日1時から能登半島地震被災地復興支援「第11回南流山お笑いライブ」です!!
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