「青年僧侶がクリスマス前に贈る、ありがたくなくて、もしかしたら、ためになるかもな夜。
普段お葬式や法事でしか接する事のないお坊さんと楽しくお話しませんか?」
というチラシにつられて、生涯学習センターの職員さんと一緒に
東中野の居酒屋・風花へお邪魔しました。
お経の歌「声明」や笑点のテーマソングにのって登場したお坊さんが
客席からお題をいただいて
即興で説法をして座布団を奪い合う「大喜利説法」、
そして人生相談、厄祓いなどの3時間。
廃屋チックな建物の1階、25人も入れば身動きができないような小さな居酒屋で
飲みながら、食べながら、耳はお坊さんに集中して
とっても暖かなひとときを共有することができました。
お店が入っている建物が年明け早々に取り壊されるというので最後の説法ナイト。
最後にはお坊さんから元ナースのママさんに花束が贈られて、わたしも思わず目頭が…。
ご出演は「法話研鑽会」というところに所属されている首都圏のお坊さん5人。
千葉県からは流山のPRINCOちゃんこと円東寺・増田俊康さんがご出演。
舞台転換の時間には得意のマジックで間を盛り上げます。
この夜の5人のうち3人の方が、来春3月11日(火)に流山市生涯学習センターで開催される
「3・11法話&声明らいぶ」のご出演予定とか。
法話と音楽のつどい(昨春は法話&ジャズ、今春は法話&歌声、来春は法話&声明)
も毎年3月11日に開催されて3年目を迎えます。
3・11を風化させないようにと続けられ、無料ですが、会場に募金箱を置かせていただき、
お寄せられた浄財は福島県相馬市に贈られます。
ことしも相馬市長から丁寧なお礼状と、子どもたちのために寄付を遣ったという写真が
生涯学習センターに届いたそうです。